2021.01.21
2月3日に控える卒業研究発表会や再試験や補講、
就職に関わる行事などを残し、今日で今年度の授業は終了しました。
思えば、前半はコロナ禍の影響で遠隔授業を実施したり、
現在も緊急事態宣言が出るなど、実験や勉学に励みたい学生たちにとっては、
ハードルの多い一年でありました。
特に1年生は、入学式や入学当初の行事によって、
同じ目標に向かってコミュニケーションを深めていくというプロセスがあるのですが、
今年度は学生も教員にとっても制約が多く、悔しい思いをしてきたところがあります。
とはいえ、本校の学生、教員が一丸となって対策を講じ続けた結果、
授業に遅延もなく、夏休みや冬休みが通常どおり実施できたのは、皆の努力の賜物です!
今後も、このコロナ禍が収束するまでは、一切手を緩めずに生活していきましょう!
この時期の換気、非常に辛いのはお互い様ですので、一緒に耐えましょうね...
さて、授業は終わりました。
でも、学生も教員も、まだまだやることがいっぱいです。
2年生は、卒業研究がもうラストスパート。
論文作成と、発表会用のスライド作成や発表練習に余念がありません。
授業がないのを逆手に取って、如何に議論と練習が積み重ねられるかが勝負です!
担当教員も、論文添削やパワーポイントのチェックで大忙しです。
そして、1年生はというと、
「『春休み』だけど、やることはたくさんあるよ!」
と、私たち教員からも伝えていますが、
3月から本格的に始まる就職活動に対して準備を進めています。
まずは今まで積み重ねてきた自己析をベースに、慣れない履歴書と格闘しています。
もちろん、教員が添削やアドバイスをして、
学生が自己アピールを最大限にできる履歴書にしていきます。
そして、次に大事なのは「行きたい企業の情報集め」です。
本校の資料室には、これまで求人のあった企業の資料がファイルされて残っています。
今日も早速、生命バイオ分析学科のM君が調べ物をしていました。
気になる企業の資料を見つけて、空いている席に座ると、仲の良いO君とY君が背後に...
二人共、それぞれ行きたい進路はありますが、友達と一緒に情報を見て、
「あ、こんな企業なんだ」
「こういう事をしている企業もあるんだ」
と、まだ別方向からの刺激を受けているようでした。
こういった友達との進路情報探しや、企業説明会などを通して
「自分一人ではわからなかった、知らなかった企業や業務」を知り、
自分の技術や志向に本当にマッチした企業に応募していくのです。
1年生の就職活動は、すでに始まっているとも言えます。
当たり前ですが、早く動き始める学生ほど、
自分と相性の良い企業とご縁がある可能性は高くなります。
履歴書作成にせよ、企業探しにせよ、周りには学友、そして我々教員がいます。
遠慮なく声を掛け合って、みんなで
「ここに行けてよかった!」
という進路を早期に決めて行きましょう!
by ゆきだるま