2021.01.29
このブログで連日紹介してきました卒業研究ですが、
今日は卒業論文の提出の締切日となっており、
学生たちがこれまでの成果をまとめた卒業論文を提出していました。
本校の卒業研究は、グループで取り組みます。
一人ではできないことも、班員と力を合わせて、ここまでやってきました。
1年生のときから学んできた実験の知識や技術、レポートの作り方を活かし、
テーマ、実験方法、使用する試薬、研究の方向性などを担当の先生とも相談しながら
いろいろと考えて進めてきました。
卒業研究は、すべてが順調にいくことはまずありません。
「考えていた方法を実際にするとできなかった。」
「データが思うように取れなかった。」等、見つかる課題は多くあります。
課題が見えれば、それを解決する方法を探り、
時にはその中で班のメンバー内で意見が食い違ったりと、苦労することもあったと思います。
卒業論文は最後に一冊のファイルにまとめられますが、
完成して提出する際には、達成感と安堵感が入り交じり学生達からは、喜びの声と笑顔が見られます。
こちらは、コーヒーの香りについて研究した班です。
論文提出時に担当のましおか先生(写真後方)と記念撮影をしました(^^)
班員から、
「9月から約5カ月間、チーム全員で協力して実験を進めることができました!
これまでに取り組んだ実験の全てをまとめて論文を作成できたことで、
感じたことのない達成感を感じることができました!」
と話してくれました!
こちらは、水草を用いて水質の浄化を研究した班です。
担当のカトキチ先生(写真前列右端)と本校の講義棟前で記念撮影です(^^)
※撮影の瞬間だけマスクを外しています。
班員から、
「この研究は今年が初めてで、難しいことも沢山あったけど、
問題点を改善しつつ自分達で実験を組み立てていけたことがとても楽しかったです!
論文の作成は、大変だったけどチーム全員で協力して仕上げることができて、
とにかく提出できてホッとしました!後は本番を頑張るだけです!」
と話してくれました!
実験や論文の作成に取り組んだこの約5ヶ月間で、
様々なことを感じ、一人一人が成長したと思います。
この気持ちを大切にしてほしいです!
さて、論文の提出を終え、残すところ2月3日(水)に行う卒業研究発表会のみとなりました。
残りわずかですが、発表が成功するよう我々教員も協力し、
準備を進めていきたいと思います。
byサブロー