日本分析化学専門学校

本日は、１年生を対象に企業紹介講座を行いました。


上の写真は、企業の説明を聞いている学生です。

企業紹介講座とは、本校の卒業生が活躍している企業など、
つながりの深い企業の採用担当者に、
業務内容や求める人材について講演していただく学校行事の一つです。
これから就職活動を控えている1年生にとっては、企業の生の声が聞ける貴重な機会です。

今年は、緊急事態宣言発令中ということもあり、
企業様には、会社からのオンライン配信、もしくは来校いただいたとしても、
直接学生に対面しないよう別の教室からの配信という形式をとり、
学生たちも３つの教室に分かれて聴講する形をとりました。

初めての形式でありましたが、学生の就職に対する意識は高く、
冒頭の写真のように熱心に聴いていました。



校長先生の挨拶もオンラインでした。
会社に直接触れない限り、その会社に入りたいという気持ちにはなり得ない
→だから数多くの会社に触れなさい！
→入りたい会社が見えてくる
→入りたい気持ちが芽生えてくる
→入りたい気持ちを伝えることができる
→会社が利益を出す戦力として認める
→採用される
といった採用に至るまでのプロセスの重要性を話してくださいました。

企業の方々には、パソコンの画面越しではありましたが、
コロナ禍で大変な時期にも関わらず、
医薬品、環境、食品など幅広い分野から6社の方に講演していただきました。

事業の内容や、業務の中で、本校で学んできた分析化学の知識やスキルが
どのように必要になるのかを説明してくださいました。
講演後は企業の方へ積極的に質問する学生が多く見られました。

「入社後はどのような勉強が必要になるのか」
「学生のうちに取得しておきたい資格はあるのか」
「採用試験の内容はどんなものなのか」

など、専門的な知識や技術、資格についての質問が多かったですが、
ほとんどの企業様が共通して言われたことは、
「技術やスキルも大切だが、コミュニケーションや熱意などの人柄が最も大切である」ということでした。

また、本校卒業生が説明に参加してくださった企業様もありました。


31期卒業のM君


34期卒業のNさん

二人とも本校で学んだことが活かされているといった話や、
学生時代に力を入れたこと、そして後輩へのメッセージをくださいました！
学生時代を直接知っている私にとっては、活躍している姿を見れて嬉しかったです。

このような状況下ですが、いよいよ就職活動が始まります。
本校は本校学生にしかない強みがあります。
それを就職活動に活かすためにも、より自分自身を磨き、
将来の夢に向かって頑張っていきましょう。
我々教員も全力でサポートしていきます。

最後となりましたが、
コロナ禍の中、貴重なご講演をしていただいた6社の企業の皆様、
本当にありがとうございました。

ｂｙ　ましおか