2021.02.15
今日は八尾市立志紀中学校に、ましおか先生と私、カトキチがお邪魔しました。
何をして来たか、というと...本校の専売特許、そう、実験です!
今日の実験会は志紀中学校の先生から直接お声掛けをいただき、
生徒の職業体験に、また進路の参考になるようにということで実施しました。
中学生はもちろん、高校生や大学生、大人だってあまり耳にしない「分析化学」。
本校の看板でもある分析化学は目には見えにくい身の回りのアレコレを調べ、
地味だけれども確実に我々の生活を支えてくれています!
言葉で聞いても中々理解出来ないと思うので、「実験あるのみ!」ですね。
実際実験してみると、説明されたことが後から分かるということもあるようです。
さて、実験は約40名の生徒が20名ずつ2グループに分かれ、
1グループを50分で実施しました。
実験内容は同じですが、2グループなので我々は2回実験しました。
50分の中で行った実験は2種類です。
1つ目の実験は私、カトキチがビタミンCを使ってマジックさながらの実験を!
茶色の液体に「あるもの」を加えて振ると、あっという間に水色に!
一瞬で色が変化したことに対して「えっ!!」「なんで!?」の声が。
ちなみに、茶色の液体はうがい薬と青色色素を混ぜたもの、「あるもの」はビタミンCです。
なんと、ドラッグストアに行けば全部手に入ります。
(店舗によっては置いていない場合もあります。また通販サイト等でも入手可能です。)
最初の実験のあとは茶色の液体や「あるもの」のネタばらしをしながら
身近なところにある化学を実感してもらいました。
お酢では反応が起こらず、お茶やお菓子ではビタミンC同様茶色の液体が一瞬で水色に。
分析化学というものを身近なもので分かりやすく紹介しました。
2つ目の実験はましおか先生が犯罪捜査でも使われるルミノール反応を。
血液に反応して光る、ルミノールという薬品と、
血液の代わりとなる物質を使いながら実験しました。
実験がうまくいって、キレイな蛍光色に光ると
方々から「スゲー!」「きれー!」と聞こえてきました。
分析化学を言葉で説明しようとすると、どうしても難しくなります。
その点、実際に実験すると、化学や分析化学が身近なものであること、
何より実験の面白さというものが実感しやすいと思います。
これまで理科という分野に興味を持てなかった方もいたかもしれません。
そもそも化学という言葉に触れることも少なかったかもしれません。
その中で、この化学分野で仕事をしようなんて
想像することもなかったであろう生徒のみなさんに対して、
少しでも化学や実験の面白さを伝えられたとしたら
今日の実験会は大成功かなと思います。
本校では今日のように中学・高校の先生からご依頼を受け、
ご要望に合わせた実験や授業を実施しています。
詳しい内容やこれまでの実績などは
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・中学・高校との連携
最後に、八尾市立志紀中学校の皆さん、今日はどうもありがとうございました!
byカトキチ