せんせのブログ

【土・日開講「化学分析学科」】実務経験豊富な教員から学ぼう!

2021.02.21

分析化学応用学科(2021年度より化学分析学科へ名称変更予定)の授業や実験を
担当する教員には、化学を扱う現場で実務経験を豊富に積んでこられた先生が
数多くおられます。

まずは、実務経験豊富な教員が多い「化学分析学科」について、ご紹介します。
本校には、平日に通学できない方を対象とした
土曜日・日曜日開講の「化学分析学科」があり、
技術職への就職や転職、現職でのキャリアアップやスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得など
様々な入学目的を持った学生が在学しています。

このように多彩な入学目的を持つ学生に対応するため、
化学分析学科は1学年の定員を20名とする少数精鋭で開講しています。
また、土曜日・日曜日の通学で、平日の学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができます。


上でも述べたように、様々な入学目的を持つ学生が在籍する化学分析学科の学生の中には、
例えば、化学系企業の技術職への転職や、現職で技術職へのキャリアアップを図りたい方、
すでに分析職に就いているが、自分の知識や技術に不安があり、スキルアップを図りたい方、
経営者として製品の研究開発や品質管理のために化学や分析の知識・技術を修得したい方
など、実務に関する知識や実務で役立つ技術を知りたい方も多くいます。

そこで、化学分析学科では、実務経験の豊富な先生方に授業や実験を担当していただいています。

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上の写真に写るM先生は公的な研究機関で数多くの企業と共同研究を行った経験があり、
退官後も、公的機関で企業の技術的な相談に応じる仕事をしてこられた先生です。

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こちらのH先生は大手塗料メーカーで、分析室の立ち上げから関り、
40年間分析一筋で、後進の指導にもあたってこられた経験をお持ちの先生です。

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この写真のH先生は有名化成品メーカーで工場長を経験された先生です。
また、この先生は環境系国家資格の試験対策書籍の執筆もしておられます。

このように実務経験豊富な教員は、授業や実験でも実務として化学分析を行う上での
コツや気を付けるべき点などを教えています。
また、学生からの、実際に実務を行っている時に感じた疑問や困った点などの質問にも
親身になって答えています。

数年前に卒業した卒業生は、上で紹介した先生方に疑問点を積極的に質問したことで、
部下や外部の分析会社が提出してきた実験結果のデータを読み取れるようになり、
的確に部下や分析会社に実験方法の指示が出せるようになったと喜んでいました。
その卒業生はさらに、自らも実験に携わるようになり、ヒット商品を開発していました。


このように化学分析学科には仕事で役立つ知識と技術を修得できる環境が整っています。
学生の皆さんの入学目的は様々ですが、それぞれの希望を叶えられよう、
この恵まれた環境を活かしていってください。

by みなと