2021.03.01
さて、3月です。
このところ、寒暖差は激しいものの、次第に暖かくなってきています。
学校のそばを流れる大川の桜の芽も、少しずつ膨らんできました。
もうすぐ春ですね。
これまで、本ブログでお伝えしているとおり、1年生の春休みは、
「ゆっくりする」ためだけの春休みではありません。
本来なら、遠隔地から来ている学生は一時帰省するのですが、
この緊急事態宣言下では、なかなかそうも行かないのが実情です。
そして、実家でくつろげないならと、
それを逆手に取って就職活動や資格取得に時間を使う学生たちが多く見られます。
例えば、先日行われた情報検定や技術英検の結果が、早速返ってきました。
どちらも、文部科学省後援の資格で、実際に社会に出てからも使っていく知識の立派な証明になります。
今回は、I君が情報検定1級に見事合格しました!
(撮影時のみマスクを取っています)
また、技術英検の3級もきちんと合格していますね!
そして、春休みでないと、なかなか手を付ける暇のないPCの操作練習も課題として出ています。
最近では、必ずしも家にPCがある学生ばかりではないので、本校の資料室のPCも大活躍です。
Y君も、一生懸命...うん、ピースはいいから課題頑張ってね。
そして、今月には解禁される学校に届いた求人企業に応募するため、
履歴書や面接対策に一生懸命取り組む姿も増えてきました。
HさんとSさんは、教員室の前で、ましおか先生に声をかけて指導を仰いだり、
別件で資料室を通りがかったゆきだるまを捕まえたりと、よく頑張ってますね!
そして、この時期になると、各委員会の引き継ぎも始まります。
特に2年生は、3月9日の卒業式が終われば、各自の就職先へと分かれていきます。
それまでの間に、必要なことはきちんと引き継がなければなりません。
環境委員会2年生のNくんから、1年生のUさんには、
道頓堀川水質調査についての最後の引き継ぎが行われていました。
今までのデータや、手順の最終確認、注意点などが引き継がれている瞬間です。
そしてこの後は、Uさんを中心に、1年生の環境委員数名が「来年の進め方はどうしようか?」
と、早速、次の打ち合わせに入っていました。
今年度は、本当に未曾有の年でした。
4月に、希望いっぱいで入学したと思った矢先のコロナ禍の発生。
我々教員も本当に慌てましたし、それ以上に不安だったのは学生たちだったでしょう。
遠隔授業、分散登校等を使い分けつつ、何とか乗り切った前期の授業と実験。
そして、三密を避けつつ、やっと通常に近い形で登校できた後期。
これだけの困難を乗り越えてきた1年生達です。
来年度、どれだけの実務実践力を花開かせてくれるか、楽しみでなりません。
そのためにも、この3月を大事に、そして積極的に使っていきましょう!
by ゆきだるま