2021.03.09
本日は、第38回目の本校卒業式を挙行いたしました。
昨年度同様、会場は大阪市中央公会堂です。
こちらは重要文化財にも指定されている建物で厳かな雰囲気があります。
もちろん、このような状況ですので、
新型コロナウイルスの感染防止のために
会場の収容人数の規定に従うとともに、以下のような対策をとり実施しました。
・適宜換気
・時間の短縮
・会場内の使用入り口すべてに消毒液を設置
・座席の間隔を広げる
・来賓および在校生の出席はなし
・保護者は1名様までと限定
・卒業生、教職員含む出席者は、マスクを着用
・来場できない保護者のためにライブ配信
会場設営協力の在校生がいないため、教職員が協力して準備を進めました。
校長先生も配信準備のチェックをしています。
そして、式が始まり、卒業証書授与が行われました。
卒業証書は、卒業生一人ずつの名前を各担任より読み上げ、
一人一人に校長先生から授与されました。
一人一人の名前を読み上げる度、それぞれの学校生活の様子が思い出され、
担任としては2年間を振り返らずにはいられませんでした。
卒業証書授与が終わると、理事長先生や校長先生からの祝辞をいただきました。
特に校長先生は、入学時より数えて、1,251回目の『最後の授業』として、
「学校で学んだこと以外にも時代の流れについていく必要がある。
授業・実験で学んだ化学知識だけでなく、学校行事や課外活動で培った
『実務実践力』を活かしてくように」。
そして、
「上司や先輩から仕事に関することを『教えたくなる人』になりなさい」
という話がありました。
続いて、これまで学業、各種学校行事、そしてクラブ活動などで
顕著な活動をしてきた卒業生に対して、各方面から賞が贈られました。
単純に「よく頑張りました」という言葉では表せない、
学生一人一人が努力した賜物だと思います。
在校生代表からの送辞が披露された後、卒業生の答辞です。
平日学科を代表して、健康化学分析学科のO君(上の写真)、
土日学科を代表して、分析化学応用学科Eさん(下の写真)から披露されました。
それぞれ、2年間の学校生活について、沢山の友人や先輩との思い出、
進路選択にあたって応援してくれた教員への感謝の気持ち。
みんなでコロナ禍を乗り越えた話など、充実した学生生活であったことが、
こちらにも良く伝わってきました。
本当に一生懸命駆け抜けてきたんだなと、改めて思いました。
そして、式終了後は、学科ごとに記念撮影をしました。
写真を撮影するときだけ、私語厳禁でマスクを取りました。
みんないい笑顔です。
様々な制限の中、ライブ配信も含めて、
新しい形式での卒業式は無事に終了しました。
今年の2年生は、コロナ禍の中で1年が始まり、
就職活動、学校行事、卒業研究発表会と、
例年とは異なる形式で実施せざる得なかったにもかかわらず、力強く旅立っていきます。
我々も負けないように、次年度に向けて前に進んでいきます。
でも、たまには遊びに来てくださいね。
卒業おめでとう!!
by ましおか