2021.03.15
現在、本校は春期休暇中ですが、連日就職活動のため1年生が登校してきています。
一方、先週卒業式を終え、すでに卒業生となった2年生は、
4月からの新生活の準備もあるので、もう登校する人はないだろう、
と思っていたところ、有機テクノロジー学科(現在は医療医薬分析学科に改称)の
Nさんが教務室を訪ねてきました。
明日、引っ越しを控えているそうで、
『大阪にいるのも実質今日が最後なので、最後に先生方にご挨拶したいと思って...』
と来てくれたようです。
一部の教員は所用で席を外していましたが、
教務室内に残っていた教員とNさんで記念に1枚撮影しました。
※中央で紙袋を校長先生に渡しているのがNさんです。
※撮影のためにこのときだけマスクを外しています。
Nさんは、関東での社会人生活を経た後に、本校で香りに関することを学ぶために入学してきました。
在学中は授業内容に関する質問や、資格取得に関する相談を積極的にしてくる学生で、
しかも2年間の学生生活は皆勤!
どの教員も、思い出に残る学生のひとりだったのではないかと思います。
卒業研究では『光応答性芳香剤の開発』というテーマに取り組み、
卒業研究グループの中でもリーダー的な役割を果たしていました。
私(ドラいちろう)が卒業研究の指導担当でしたので、
計画段階から研究中まで時間を見つけては実験内容について打合せを行っていました。
相談する際も自分で下調べをがっつりとしてくる学生でしたので、
私も細部にわたって答えるためにかなり専門書を読み返していました。
やはり熱量をもって接してくる学生にはこちらも自然と熱が入りますね。
写真は卒業研究発表会でのNさんです。ハキハキと要点のわかる発表をしていました。
社会人経験者である、ということもあるのでしょうが、
学校を卒業し旅立つ前にも礼節を欠かさないしっかりした学生でした。
4月からの新生活でもこれまで以上に活躍していくだろうと想像できます。
大阪で過ごすのも今日で最後となりましたが、
学校にはいつでも訪ねてきてください!
by ドラいちろう