2021.03.18
本日から1年生は岡山県での2泊3日の国内研修旅行が始まりました。
見学先での1シーンです。
この国内研修旅行では楽しい思い出を作るだけではなく、
化学や分析に関連する施設の見学や、
化学関連企業に勤める卒業生による就職活動等に関する講演の聴講、
さらには学生一人ひとりが持つ希望する進路を叶えるために、
今後の就職活動や大学編入学試験に向けて先生と相談をしながら、
じっくりと自分と向き合う時間も作るため、
本校の学校行事の中でも重要なイベントの1つです。
国内研修旅行は例年2月中旬に行っているのですが、
新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発令されたため、
おおよそ1ヶ月延期し、本日からの実施となりました。
また、実施するにあたっては旅行会社、宿泊するホテル、研修先などと協議を重ね、
各社・各施設が定めるコロナウイルス感染予防対策以上の対策の実施をお願いしました。
例えば、移動は全てバスを用いますが、バスにおいては全て定員の半分以下で運行するなど
ソーシャルディスタンスの確保に努め、さらに随所でのアルコール消毒や検温の実施、
換気の徹底など感染予防対策を行っています。
出発前に校長先生から励ましのお言葉をいただきました。
校長先生をはじめ学校に残られる先生方に見送られ、さぁ出発です!
1年間ともに学び、絆を深めた友人たちと一緒に過ごす時間は楽しいもので、
学生たちも自然と笑顔になります。
目的地への道中、サービスエリアに寄った時の1コマです。
この研修旅行で最初に訪れたのは「ベンガラの里」です。
この地域は酸化鉄を主成分とする赤色顔料であるベンガラを生み出したことで豊かになり、
日本初の計画都市とも言える調和のとれた街並みを造り上げ、その姿を今に残す地域です。
ここでは、石州瓦という赤い瓦やベンガラを用いて赤く着色した壁などを持つ家々、
往時の生活の様子、そしてベンガラができるまでの工程などを知ることができます。
1枚目の写真でも感じていただけたと思いますが、
天気に恵まれ、丁度良い気温で、散策する学生たちも楽しそうでした。
そして、夕食後には自分たちの進路をじっくりと考え、
就職活動や大学編入学試験に向けた準備を行う時間も取りました。
学生たちは、ぽてと先生(上の写真)や、私、みなと(下の写真)のところに、
自己分析や履歴書の書き方、応募する企業の選び方など、
それぞれが抱える悩みや疑問を質問しに来ていました。
この国内研修旅行の3日間を、就職活動や大学編入学試験に向けた
次の1歩を踏み出すきっかけにしてほしいと思っています。
そのために私たち教員はしっかりサポートしていきますので、
有意義な3日間にしていきましょう。
そして、明日、国内研修旅行 第2日目の様子も、このブログでご紹介します。
どうぞお楽しみに!
by みなと