2021.03.29
本校は日々実験を行っており、実験後には不要となった実験廃液が発生します。
本日は、本年度の後期分の実験で発生した実験廃液を処理業者に引き渡しました(^^)
実験で発生する実験廃液は、有害金属などが含まれるため、下水道に流すことはできません。
そこで本校では、これらの廃液を種類に応じて分類・回収し、倉庫に一時的に保管して、
年に2回、廃液処理業者に引き取っていただき、処理してもらっています。
一時保管の倉庫は屋上にあるため、まずは廃液の入ったポリタンクを運び出していきます。
廃液のポリタンクは1つ20kgほど重さなので、バケツリレー方式で1階まで運んでいきます。
また、実験を行うと、試薬が付着した紙類などの実験ゴミも発生します。
これらのゴミも一緒に業者に引き取ってもらいます。
教職員が力を合わせて、1階まで運びましたが、改めて見るとすごい量ですね。
今回はタンク64本、約1300Lほどの廃液を処理してもらいます。
普段の実験で発生する廃液は数十mlから数百mlほどですが、
数をこなせばここまで廃液の量は増えるのです。
量が増えると環境負荷や処理コストの問題が出てくるので、
廃液の発生量を見直す良い機会となりました。
ただ今、教職員一丸となって、新年度に向けた準備に励んでいます。
環境を整え、新年度、新入生と新2年生の皆さんが登校してくるのを心から待っています!
by サブロー