日本分析化学専門学校

春らしい陽気の中、本校の第40回入学式を実施しました！


昨年は緊急事態宣言下であった4月に入学式を実施できず、
7月に実施する運びとなりました。

大阪では、ここ数日、新型コロナウイルスの感染者数が増えており、
今年度も4月の入学式実施が危ぶまれそうな雰囲気がありました。
しかしながら、細心の感染症対策を行い、ご来賓や在校生の出席は留め、
会場である大阪市中央公会堂の規程に則り、
可能な限りの処置を講じて、本日記念すべき40回目の入学式を迎えました。

理事長からは、40年という節目を迎え、
変わりつつある社会の中で『繋がり』を意識して欲しいということを。
また、校長からは、化学技術が数多くの困難や疫病に打ち勝ち、
人類の繁栄を支えてきたことを前提に、
「新入生も将来の日本を支える分析化学者へと成長して欲しい。
そのために本校教職員が精一杯サポートし、本校に入学したことが、
間違いのない選択であったと卒業時に証明します！」
と宣言をされました。

新入生の宣誓では、先日のブログで紹介した健康化学分析学科のKさんが、
夢を実現するために青森県から大阪の本校に入学したこと。
入学に際しては、友達やご両親と離れることは寂しかった反面、
夢の実現のために、遠いからやめるという選択肢はなかったと、
言葉は優しくもありながら、固い決意を語ってくれました。

【先日のブログは↓↓コチラから↓↓】
・入学式を来週に控えて

在校生からは、医療医薬分析学科2年のYくんが、
岡山県から入学し、右も左も分からない状態で、
しかもコロナ禍という中でスタートを切った学生生活は、
少なからず困難があったけれども、
かけがえのない友人や我々教員の支えがあって今ここに居ることを、
歓迎の言葉として穏やかな口調で述べてくれました。
なんと、その岡山県の高校から、後輩も入学をしてくれています！

感染症対策ということで、式はわずか30分程度で終わりました。
少し物足りなくも感じましたが、これも時代の変化と言うべきでしょうか。
終了後は、新入生同士でも写真撮影をしていました。

（写真撮影のため、一時的にマスクを外しています）

去年は6月まで遠隔授業を行っており、同級生の顔も分からない状態でしたが、
今年は入学早々仲良くなれているようで一安心です。

コロナ禍という節目の中で、しかもこれまで見たり触ったりしたことのない
分析化学を学ぶということは、非常に大きなハードルだと思います。
しかしながら、そのハードルの向こうには実現したかった夢があるはずです。
新入生のみなさん、無責任にがんばれとは言いません。
これから2年生の先輩たちや我々教員と一緒になってがんばりましょう！

by カトキチ