2021.04.17
本日は「社会人入学説明会」を実施しました。
本校に入学してこられる方の割合は、年度によって異なりますが、
平均的に見ると約40%がすでに高校を卒業している
「社会人、浪人生、大学生、短大生、フリーター、主婦」の方なので、
これら方々を対象とした「社会人入学説明会」を実施しています。
「社会人」とタイトルについているものの、高校をすでに卒業した方を対象にしている、
という意味合いですので、現在お勤めでない方や学生の方もご参加いただけます。
参加者の方に少しでも安心して社会人入学説明会にご参加いただけるよう、
本校で行うこのような行事では以下の措置を講じています。
・本校の各所に消毒用エタノールを設置
・座席間隔の確保
・体験実験の際の適切な配置・間隔の確保
・適宜換気
・本校の教職員のマスク着用
・受付での検温、手指の消毒
その他詳細についてはこちらをご覧ください。
今回説明会に参加された方々の参加理由は、
『現在フリーターだが、高校生の頃から化学が好きで、正社員としての
就職を目指したいと思ったたため』
『今は別の仕事をしているが、以前に派遣で品質管理の仕事を行っていて
また分析の仕事を始めたい』などでした。
平日に開講している学科では、環境や医薬品、食品、
バイオなど化学を土台とするそれぞれの技術に特化した学科があり、
入学する際にはご自身の目標や興味に応じて学科を選択して入学していただきます。
本日お越しの方は20代から30代の方でしたが、平日5日通う学科に入学するか、
土日のみ学ぶ学科を選ぶか、真剣に説明を聞いておられました。
この学科も平日開講の学科と同様の資格を取得できます。
専門士の称号もえられますし、毒劇物取扱責任者、化粧品製造業責任技術者、
化粧品総括製造販売責任者などの資格も得られます。
この点をご理解いただくと、「平日に通学するのではなく働きながら土日に学ぶ」
という選択肢もでてきます。
これまでにも現職を続けながらスキルアップや資格取得をしたいと考えておられる方、
平日に働くことで自ら学費を工面しながら学びたいと考えておられる方、
大学や大学院とダブルスクールを考えておられる方などが社会人入学説明会に参加されています。
社会人入学説明会では、体験入学と同様に学校全体の説明や校舎見学、
体験実験、そして個別面談を行います。
今日は土日に通学を検討される方がおられましたので、
土日に開講する「化学分析学科」のことも少し多めにご説明しました。
化学分析学科は平日お仕事をしている方がいることを想定していますので、
土日に急にお仕事の予定が入った場合の出欠の取り扱いなど、平日学科との差異もしっかり説明します。
本校の説明会では、全てのプログラムを、普段から学生と接し、
学生たちの成長の過程を肌で感じている私たち教員が行います。
広報担当者ではなく、私たち教員が直接、参加者の方に説明することで、
本校に入学した際、どのような先生に教えてもらえるのか、
どのような雰囲気なのかということを実感していただくようにしています。
昨年度から本校の入試制度で大きく変わった点があります。
「3つのポリシー」というもので、ここでは募集方針や教育目標、本校卒業時の「①到達目標」を
数値化して明らかにし、それを達成するためにどのような「②教育目標」をもって教育指導にあたるのか、
そのためにどのような学生を募集するのかという「③募集方針」を示しています。
また基礎的な化学やバイオへの興味や関心を高めていただくために、
「化学力評価」についても昨年度から導入しています。
一通りの説明が終わると、体験実験を行っていただきました。
実際に実習で学ぶような実験よりも簡単な実験ではありますが、
本校では普段どのような雰囲気で授業や実験を受講できるかを感じて頂くことができます。
本日、社会人入学説明会に参加された方々からは、
『炎色反応が実際に見られてうれしかったです。』
『実験をやってみて、やはり自分はこういう仕事をしたいのだと再認識しました』
といった感想をいただきました。
このブログをご覧になって、
『日本分析化学専門学校』とは、どんな学校なのだろう?
化学や分析の学校では、どんなことが学べるのだろう?
化学や分析の技術を学ぶと、どんな仕事で活躍できるのだろう?
と思われた方は、本校の説明会に是非、ご参加ください。
私たち教員は、いつでも皆様のお越しを心からお待ちしております!!
by ドラいちろう