2021.04.27
GWを目前に控え、昼間は薄着でも十分な日差しになってきました。
そんな陽気のなか、本校では今年度最初の内定者が出ました!
内定をいただいたのは環境分析学科のUさん(写真左の女性です)。
土壌や水質といった環境中の成分、有害物質などについて、
調査・分析する企業から内定をいただきました。
(写真撮影のため、一時的にマスクを外しています。)
その会社で活躍する本校卒業生は約20名で、会社全体の20%を占めています!
Uさんは、もともと医療分野で人を助けられる・社会に貢献出来る仕事をしたい
という思いを持ち、医療医薬分析学科に入学しましたが、
本校の環境委員会での活動を通じて、環境分野に少なからず興味を持つようになりました。
環境委員会の活動の一環で本校前の南天満公園の清掃をしている時の写真です。
加えて、授業や環境委員会などの課外活動を通して、環境を調べ、守り、管理することが、
結果として人々の健康や生活を守ることに繋がると考えるようになり、
「医療こそが人を助ける手段だと考えていましたが、
人々の生活や社会に貢献できるのは、なにも医療だけでは無いということを本校で学びました。」
とのことで、1年生から2年生に進級する際に、医療医薬分析学科から、
環境分析学科へと学科を変更する運びとなりました。
・本校の学科について興味がある方はコチラをクリックして下さい。
本校では1年生の間は学科を問わず、同じ内容の授業・実験を学びます。
共通の授業や実験で、全員が分析化学の基礎的な知識や技術を修得します。
そして、2年生になってから各学科の専門的な授業や実験を学べるようにカリキュラムを組んでいます。
そのようなカリキュラムのおかげもあって、進級時に転科しても、
問題無く授業や実験に臨めるシステムとなっています。
面接時にはなぜ学科を変更したのかを根掘り葉掘り聞かれたそうですが
自身の思いを熱く語ったところ、結果的には内定に至ったようです。
自分が何をやりたいか、については本校のビジネス実務という授業の中で
今までの自分の出来事を振り返りながら、見つけられるように指導しています。
Uさんは課外活動やビジネス実務を通じて、真に自分がやりたいことを見つけ、
見事それを実現出来る企業に就職することが出来ました。
「面接では緊張もしたし、自分の思いや考え、熱意が伝えられたかどうか、
不安な気持ちでいっぱいでした。」
とのことでした。
もちろん、緊張したでしょう。
緊張の中でも内定をいただける程にしっかりと自分の事を伝えられたのは、
今までの自分を十分に振り返り、面接に臨む準備が出来ていたからだと思います。
また、Uさんは本校環境委員では現在委員長として活躍してくれています。
そういった行動力や、そこで身に付けた実務実践力は、言葉にしなかったにしても、
面接の時に間違いなく自分の長所としてPR出来たでしょう。
環境委員会の委員長として、委員会の活動内容を説明しているシーンです。
いずれにしても、新年度早々、今年度第一号として内定をいただけたこと、本当におめでとうございます!
上でも少し書きましたが、Uさんに限らず本校の2年生は、
1年生の時点で全員が共通の授業や実験で分析の知識および技術を学んではいますが、
それを社会や仕事の中でどのように活かすのか、という実践的なところは
ちょうど2年生になったいま、学科別に学習しているところです。
【↓↓2年生環境分析学科の実験の様子は↓↓コチラから】
・本格的な水質分析に挑戦!
内定をいただいた企業で一人前の戦力として活躍するためにも、
これから授業や実験をがんばっていきましょう!
何はともあれ、本当に Congratulations!!
byカトキチ