日本分析化学専門学校

昨日から始まったTwo daysオリエンテーションも、2日目を迎えました。
【↓↓昨日の1日目の様子は、以下からご覧ください。↓↓】
＜ ドキドキ！Two days オリエンテーション【１日目】 ＞

例年、この４月下旬には、１年生同士での交流や教員との親睦を深めるため、
また、これからの学生生活において、
「なぜ自分は本校に入学したのか」
「社会人になるためには何が必要なのか」
それらの意味を考え、奇跡の出会いと言える仲間達と語り合いながら、
本校での２年間の学校生活をより充実させることを目的に、
学校外の施設で宿泊する２日間の「１泊オリエンテーション」を実施しています。

昨年は残念ながら緊急事態宣言による休業要請のため延期となり、
７月に校内で１日のみ実施しました。

今回は新型コロナウイルスの感染予防対策を十分講じた上で、
宿泊はせずに学校外の施設を含めて、
２日間のオリエンテーション「Two days オリエンテーション」を実施しました。

２日目の本校での新型コロナウイルスの感染予防対策は以下のとおりです。
・本校の教員、学生のマスク着用
・検温、手指の消毒の実施
・消毒用エタノールを常備
・昼食時の会場の分散
・食事中の会話を禁止
・二酸化炭素濃度計を設置の上で、常時換気

昨日、会場に着いたばかりの頃は、不安そうな表情をしている学生もいましたが、
プログラムをこなす毎に学生達の表情は別人のように明るくなっていきました。
１日目はゲームを行いながら皆で交流し、夢について語り合いました。
２日目の今日は、１年後に始まる就職活動へ向けて、社会人になるためには何が必要かを考えます。

まずは理事長先生のご講演をいただきました。

日本への化学伝来の歴史や若者が化学分析を学ぶ意義について話されました。
学生達は化学に関わる教養を深めるためメモを取っていました

次にグループに分かれて討論会を行いました。

グループ討論会では、ある一つのテーマについて、
10名程度に分かれてディスカッションを行います。
決められた時間内で、班内でリーダーや書記を決め、
討論を進め、発表に向けてまとめていきます。
それぞれの教室では、思い思いに討論がなされていました。

そして最後に、班の代表者がまとめた結果を90秒で発表しました。


多くの班が
「情報収集をしっかり行うこと」
「コミュニケーション能力を養うこと」
ということを挙げていました。

発表が終わった後は、総まとめとして、校長先生のご講演を頂きました。

現代の社会情勢や、国のさまざまな施策から見える将来予測。
それらの背景から、これからの社会で求められる人物像を示され、
社会変化に対応する力が大切であること。
そのために、本校が掲げる到達目標の一つである「実務実践力」を身に付ける必要がある。
また、１年生から２年生、２年生から卒業時と、
過去の学生たちがどのように成長を遂げたのか、
データを元にして学生生活についてのお話がありました。

そして最後は表彰式です！

チームワークでゲームを早くクリアした班と、
優秀なプレゼンテーションを行った班には賞状と景品が贈呈されました！

表彰式後、学生に２日目の感想を聞くと、
「討論会で意見をまとめたり、発信することは思っていたより難しかったですが、
　班の人と意見があったときは嬉しかったです」
「過去にもディスカッションの経験がありましたが、その時は発言できませんでした。
　今日は勇気を出して発表したことで楽しさを感じましたし、
　これからも頑張っていこうと思いました！」
と各々挙手して答えてくれました。

我々教員から見ても学生達は、２日間で目に見えて大きく成長していました(^^)

これでTwo daysオリエンテーションの全日程は終了しました。
Two daysオリエンテーションの前は、
「友達ができるか心配」
「この学校で頑張っていけるかな」
など不安や、を感じて参加した学生も少なからずいたと思います。

2日間の全日程を終えた今は、２週間前に初めて出会った新入生点呼と比べて、
緊張が和らいだり、目標が見えてきたりと自分自身の成長を実感できるはずです。

明日からの学校生活の中でも、このTwo daysオリエンテーションを時には振り返って初心に戻り、
２年後に大きな成長を見せてくれると期待しています！

２日間で成長した学生を見て、担任の私も、学生のためにも、
もっともっと頑張っていかなければ！と強く思いました。
校長先生の講演の言葉をお借りすると、
「学生一人で頑張れとは言わない、時には教員が二人三脚で全力でサポート」します。
明日からまた一緒に頑張っていきましょう！

By サブロー