2021.04.19
1年生は、本日より2日間の日程で、Two daysオリエンテーションに臨みます。
例年この時期には、入学したばかりの1年生を対象として学生間や教員との親睦を深め、
これからの学生生活において、本校に入学した意味を考え、
それらについて、ともに学ぶ仲間と語り合いながら、
本校での学校生活をより充実させることを目的に、
学校外の施設で宿泊する「1泊オリエンテーション」を実施しています。
しかしながら、昨年は緊急事態宣言が発令されている時期であったため中止しました。
今回はコロナウイルスの感染予防対策を講じた上で、
宿泊は実施せず学校外の施設を含めて、
2日間のオリエンテーション『Two days オリエンテーション』を実施しました。
新型コロナウイルスの感染予防対策は以下のとおりです。
・本校の教員、学生のマスク着用
・検温、手指の消毒の実施
・消毒用エタノールを設置
・間隔の確保
・可能な限り野外でのプログラム
・弁当を依頼して、野外での昼食実施
・二酸化炭素濃度計を設置の上で、常時換気
まず初日は、晴天の中で、緑あふれる大阪市立信太山青少年野外活動センターの現地に集合し、
施設内にある体育館で学科ごとに点呼をとり、
初日の各種レクリエーションやグループでの活動に取り組みました。
写真は、点呼後の入所式での写真です。
(入所式中も以下の二酸化炭素濃度を計測し、正常値を保つように常時換気しています。)
入所式では、お世話になる大阪市立信太山青少年野外活動センターの方から、
施設を利用する上での注意などについて、説明を受けました。
さらに校長先生より
「今回のTwo days オリエンテーションを通して、
2年後の社会人になることを見据えて、
自ら行動する姿勢や社会人としてのルールを守るといった習慣をしっかり身につけてほしい」
とのお話がありました。
校長先生の期待を込めた激励に、学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。
その後、入学してまだ間もない学生間の親睦を深めるため、
『イニシアティブゲーム』を実施しました。
今回用意したイニシアティブゲームは、用意した6×6マスの用紙に、
自己紹介しあった相手の名前と出身地や趣味を書いて、用紙のマスを埋めるゲームです。
つまり、36人と自己紹介し合わなければならないというルールで、
マスを埋めるために学科や男女など関係なく、積極的に取り組んでいました。
最初は、初めて話す相手に戸惑うも、話してみたら「同じ出身地」や「趣味の話」に意気投合して、
これからの学生生活を共に過ごす新しい仲間が出来たと大盛りでした(笑)
昼休みはこんなに打ち解けていました。
午後に実施した学科ごとのグループでの活動風景です。
内容は、学科ごとに7~8人の班に分かれて、本校へ入学して叶えたい夢を実現するために、
本校での入学した意味を再認識することが目的で、
それぞれ班ごとに意見を出し合い、模造紙やワークシートに書き出しました。
最終的には単語をグループ内でカテゴリー化して、模造紙にまとめるという課題に取り組みました。
それぞれのグループを覗くと、一人一人が考える夢を連想する単語が多く、
模造紙にまとめる作業でもお互いに協力し合って、
デザインを考えながら「見やすいカテゴリーマップを作る!」と意気込んでいました。
そして、本日の最後に「1日目の感想はありませんか?」と学生に聞いたところ、
数人の学生が勇気を振り絞って積極的に手を挙げて、それぞれの感想を語りました。
今日は3名の学生が発表しましたが、ある学生は、
「これまで人前で話すことが苦手で、そんな経験もなかったけど、
今日のTwo days オリエンテーションを通して、
チャレンジしてみようと思いました。」
と語ってくれました。
その一歩が今後の大きな成果につながります。
今日の機会をきっかけとして、これから出会うたくさんの人に、
相手を恐れずに、もっとたくさんのコミュニケーションが生まれると期待したいです。
明日も一緒に頑張りましょう。
byとーや