2021.05.12
本日は「消費者生活センター講話」を実施しました。
「消費者生活センター講話」は、毎年、全国消費生活相談員協会の相談員の方にご講演をいただいております。
学生が日常生活を送る中で、悪意のある誘惑や情報などから犯罪に巻き込まれないようにするために、
知っておくべきことや注意すべきことについてお話をいただきます。
今日は、新型コロナウイルス感染症に対する感染予防処置のため、
学生は登校せずに、WEBを利用したオンラインによる講話を実施しました。
講話の冒頭、校長先生からは、この講話を実施する意義と、
校長先生自身の過去の実体験についてお話をされました。
学生は、この行事の大切さを画面越しではあるものの、真剣な様子で聞いていました。
講話の中では身近に潜む誘惑など実際に若者がだまされる具体例をあげながら、
クイズ形式でわかりやすくお話しいただきました。
例えば、下のようなスライドなどを使って、説明していただきました。
他にも、
「普段、「契約」って言葉を聞くけど口約束は「契約」になると思う?」
「クーリングオフはできるものとできないものがあるんだけど知ってた?」
「マルチ商法などの犯罪にだまされないためには?」
といったクイズに、学生だけでなく我々教員も一緒になって、考えておりました(笑)
クイズはその場で、正解が発表されます。
学生が正解しているかどうかは、オンライン上で確認もできます。
「正解者はWEBの機能を使って、返事してくださいね!」と伝えると、
画面を通して正解した学生と、その人数が瞬時に分かります。
多くの学生が正解していた様子を見て、少し安心しました(笑)
講話が終わり、学生からは、
「一人暮らしをしていて、生活の中にたくさんの危険が潜んでいることに驚きました...」
「なんでもクーリングオフができるわけではないんですね。」
「一人で悩まないで、誰かに相談することが大切ですね!!」
などなど様々な意見や感想がWEBを通して届きました。
本校に通う学生は近畿圏内だけでなく、全学生の30%は北海道から九州・沖縄までの近畿圏外の学生です。
本校へ入学するにあたり、親元を離れて、一人暮らしをする学生も多くいます。
今回の講演で学生生活の不安を少しでも減らし、安心して楽しい学校生活を送ってほしいと願っています。
講話の最後に講師の方より「不安に思ったら、一人で悩まずに勇気をもって、
誰かへ相談することで、犯罪の被害を未然に防ぐことができます」
というメッセージをいただきました。
学校生活も同じです。学生生活の中で、何か困ったことがあれば、
いつでも我々教員に相談してくださいね(^^♪
Byとーや