2021.05.15
本日は本校の卒業生である2名の非常勤講師をご紹介します。
まずは「基礎化学実験」を担当するM先生は、22年前に本校を卒業しています。
M先生は企業に所属しながらも大学で研究を続けている傍ら、本校で20年以上の実験指導歴があります!
本日の講義では実験をイメージしやすいように、黒板に絵を描きながら丁寧に説明してくれました。
このように学生目線で丁寧に指導してくれますので、初めて化学を学ぶ方、
しばらく化学から離れていた方にも安心して授業を受けることができる「化学分析学科」は、
1学年の定員が20名の少人数制なので教員と学生の距離が近く、授業中に疑問があるとその場で質問できる環境であります。
「化学分析学科」は、平日に通学できない方を対象とした土曜日・日曜日開講の技術職への就職や転職、
現職でのキャリアアップや技術職への就職や転職やスキルアップ、
勤務先や自ら経営する企業の事業拡大に必要な国家資格の取得など様々な入学目的を持った学生が在学しています。
化学分析の知識・技術を修得することができ、
平日の学科で学ぶ環境・材料・バイオ・食品・医薬品・化粧品・有機合成等の専門分野を総合的に学ぶことができます。
また、土曜・日曜の通学で平日学科と同様に2年間で卒業することができ、
国家資格を含む4つの資格(毒物劇物取扱責任者・化粧品製造業責任技術者・
化粧品総括製造販売責任者・環境管理士(2級))も卒業と同時に全員が取得することができます。
続いて今年度より就任しました「化学分析法Ⅰ」を担当するH先生をご紹介します。
H先生は「化学分析学科」の卒業生です。
入学当初は、医薬部外品の申請に必要なデータについて検討できるようになりたい思いで入学されました。
卒業後は品質管理のために各種試験や化粧品の処方開発を行う企業の代表を務められるなど、
本校で学んだことが十分に生かされている様子でした。
また、警察や検察の証拠鑑定の手伝いや、ドラマの監修のお手伝いを行うなど幅広く活躍しています。
『本校で学んだことで、自分自身の未来を変えることができました。
化学を学びたいと思うみなさんの可能性を広げる手伝いをしたいです』
と心強いメッセージをいただきました。
また、本日ご紹介できませんでした「安全衛生」を担当していますU先生も本学科の卒業生です。
このように本校の卒業生である先生は、学生の立場を理解していますので、
しばらく学業から離れて不安のある方も安心して学べます。
そして、企業で経験してきたことを将来に生かせるよう指導するところも本学科の特徴でもあります。
みなさんの目標をかなえるために全力でサポートしていきます!
Byあららん