せんせのブログ

実験レポートをブラッシュアップ!

2021.05.24

本日は、医療医薬分析学科の2年生が「レポート日」でした!

「レポート日」とは、学生達がそれぞれの実験で提出したレポートを教員が添削し、
学生自らが教員の指導に基づいて、レポートを修正してブラッシュアップする一日のことです。
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本校では、1年生の頃は化学分析に必要な基本的な技術とデータの扱い方を学んできました。
2年生になると、各専門分野の応用的な実験を実施します。
そして、一つの実験が終わると、報告のためにレポートを作成し提出します。
我々教員はそのレポートを一人一人チェックし、修正事項等の指摘を書き込んでいきます。

そもそも「なぜレポートが必要なのか」というと、「分析化学」の仕事に就くと、
身の回りの様々な物質の中に「どこに、何が、どれだけ、どのように、あるのか」を明らかにしてきます。
そして「分析」した結果はそこで終わりではなく、必ず誰かに報告しなければなりません。
その報告は口頭ではなく、文書を作成し、職場の上司や部署の先輩同僚、もしくはお客様に報告します。
そのために、実験をした後にレポートを書くことは、とても重要です。
学生はこのレポート日を通して、正しいレポートの書き方を学びます。

2年生になって初めてのレポート日。
1年生の時に習ったことを思い出しながら修正作業を進めていきます。
しかし、作業を進めるのは1人だけというわけではありません。

本校の特徴として、実験は少人数のグループで実施するので、
同じグループ内でデータを共有したり考察を話し合ったりして、
助け合いながらレポートを完成させていきます。
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また、分からないことがあれば教員に直接聞くことができます。
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2年生からは
「要旨や考察など、自分の言葉でまとめるのが苦手でしたが、
1年間レポートの書き方を学んできたので、考え方がわかり克服できるようになりました!」
「久しぶりのレポート日でしたが、実験内容や考察について分からない箇所は、
 先生にじっくり聞けるので、自分が行った実験を復習でき、よい時間になっています!」
といった感想が聞けました(^-^)

今の2年生が1年生の頃から実験を見てきましたが、実験の技術以外にも
レポートを作成する力が飛躍的に伸びていることを実験しました。
まさに「実務実践力」の向上です。
2年生の皆さん、この調子で実験を通して社会に出る準備をしていきましょう!

by サブロー