2021.05.26
大阪府の新型コロナウイルス感染症の感染状況は減少傾向にあるものの、
緊急事態宣言が続いていることから、
本校では講義は遠隔授業、実験は対面授業といったように
遠隔と対面を併用して、授業を進めています。
それぞれの科目には、その科目で覚えてもらいたい知識・技術や資格取得のための対策など、
科目ごとの目的があります。
緊急事態宣言下で講義は遠隔授業を行っていますが、そのような中でも、
それぞれの講義科目の目的が達成できるように、私たち教員は授業を行っています。
こちらはサブロー先生の安全衛生の授業です。
この科目は危険物取扱者という国家資格の試験対策も兼ねた授業となっています。
遠隔授業はWEBカメラ越しの授業となるので、黒板が見づらく感じることもあります。
そこで、上の写真のようにできるだけ大きめに書くとか、
対面授業の時よりも文字を太めに書いたり、濃く書くように心がけたりしています。
細かなことですが、カメラの向こうの学生が少しでもストレスを感じることなく
授業を受けられるように考えています。
この写真はましおか先生の分析化学の授業の1コマです。
本校で修得できる分析化学という技術の基礎となる理論・考え方を学ぶ科目です。
本校の学生には文系出身の学生も多く、計算が苦手な学生も多くいます。
そのため、細かく計算過程を書くことで、計算が苦手な学生も安心して授業を受けられるようにしています。
また、遠隔授業ということもあり、普段であれば口頭で説明することも板書するなど、
より丁寧で分かりやすい授業を心がけています。
こちらはビジネス実務という就職活動や大学編入学、
さらには社会人となるための準備を行うための授業の様子です。
ぽてと先生が求人をくださった企業について説明しているところです。
(企業名は伏せています)
コロナ禍ではありますが、就職活動も日々動いています。
遠隔授業の実施で学生たちが登校してくる日は減っていますが、
その影響で学生たちの就職活動の動きが鈍ることのないように、
各企業の良さなどができるだけ伝わるように心がけながら説明しています。
最初にも書いたように大阪の感染状況は減少傾向にありますので、
全面的な対面授業の再開も期待できる状況になりつつあるように思います。
学生の皆さんも、その場ですぐに質問できないなど遠隔授業で不便を感じていることも
あるとは思いますが、
私たち教員もできる限り分かりやすい授業を行うようにしていきますので、
全面的な対面授業の再開まであと少し、この状況を一緒に乗り越えていきましょう!
by みなと