2021.05.31
本日、1年生は基礎化学実験のレポート日でした!
※先日の2年生のレポート日の様子はこちら
< 実験レポートをブラッシュアップ! >
このブログを読んだ方の中には、レポート日とは?と思った方もおられると思います。
社会に出て仕事をすると報告書を書くことは当然ですが、
そのための練習として、本校では実験を行った後、レポートを書きます。
そうは言っても、本校に入学してくる学生の半数近くが高校では文系だったり、
高校では理系だったものの、ほとんど実験をしたことがなかったり。
つまり本校の1年生の大半が、実験のレポートというものを書いた経験がないのです。
そこで、実験日の中でレポートの書き方を学ぶ日(レポート日)を設け、
それぞれの実験を担当する教員が、レポートの書き方をレクチャーします。
初めてレポートを書く1年生は、レポートの書き方に迷ったり、
そもそも何を書けばいいの?という疑問や不安があって当然です。
そういった学生の不安や悩みに応えるため、
実験のレポートの書き方を集中的にレクチャーしてスキルを磨いていきます。
上の写真では、ぽてと先生が実験レポートを書く時の注意点を学生に伝授しています!
重要なポイントを具体的な書き方とともにアドバイスしていることが
学生の真剣な眼差しから伝わってきますね!
そして、私とーやもレポートの添削を行いました。(上の写真)
添削していて、学生達が汗を流して書いたレポートの重みを感じました。
だからこそ、我々教員も真剣に添削を行います。
上の写真に写る医療医薬分析学科のF君は添削された部分をじっと眺めていますが、
この後、添削された理由やより良い書き方を質問にきて、良いレポートに仕上げていました。
私たちの添削を、自らの力に変えていく学生の姿に頼もしいものを感じました!
本校では授業や実験を通して分析の知識・技術を修得することはもちろん、
日々の学校生活や、このようなレポート日を通して、
学んだ知識や技術を活かす力「実務実践力」を学び、
2年後には「分析のプロ」として、化学関連企業に就職していきます。
これまでに本校を卒業した多くの先輩達も、レポート作成で学んだスキルを生かして、
就職した職場で実験の結果をまとめ、報告書を作成し、自らの成果を積み重ねています。
実験に限らず、実験で関わるスキルも十分に磨いて、
学生達が思い描く夢を実現してほしいと願ってます!
BYとーや