2021.06.26
今日から、道頓堀川水質調査が始まりました!
本校学生の課外活動の1つとして環境委員会があります。
環境委員会が中心となって取り組む活動の1つに道頓堀川水質調査があります。
「道頓堀川」は、大阪のミナミの中心に流れ、阪神タイガースの優勝や、
最近では元号が「令和」に変わった際に飛び込む人がいる川として知っているという方も多いと思います。
飛び込むことは危険で禁止されていますが、そもそも川の水質は泳げるレベルなのかという点についても
注目されている川です。
本校では、この道頓堀川水質調査を2004年から実施しており、今年度で18年目を迎えます。
この調査は、道頓堀川の3地点から川の水をサンプリング(採水)し、
環境委員の学生たちが主体となって川の水質調査(川の水の中の微生物量や溶存酸素量などの調査)を行っています。
分析結果は本校のホームページで紹介していますので、こちらのページをご覧ください。
学生達は朝早くに集まり、道頓堀川へサンプリングに行きました!
現地に到着すると橋の上から採水器を投入し、水を採取します。
1年生は今回が初参加なので、2年生が丁寧に教えながらサンプリングを
進めていました!
採取した水はその場で気温やpH等の基礎データを測り、容器に詰め替え学校に持って帰ります。
サンプリングの裏では、実験室でサンプリングが帰ってくるのを待ちながら実験室で準備を進めます。
先輩後輩、学科関係なく参加学生が一丸となってこの調査を進めます!
慣れない1年生のために2年生がしっかりとリーダーシップを取り、
説明していました(^ ^)
サンプリングが終了し、学校に戻ると実験準備をしてくれた学生と合流し、いよいよ実験開始!
1年生は先輩たちの力を借りながら、成長していきます。
先輩である2年生は、相手への思いやりや、そしてリーダーシップを発揮することで、
実務実践力を身につけ、社会人としてまたひとつ成長していきます。
今日の道頓堀川水質調査の感想を1年生に聞いてみました。
「初めてこの調査に参加しましが、先輩たちが丁寧に
わかりやすく教えてくださったので、とても楽しく実験をすることができました!
これからも参加して実験が上手くなりたいです!」
「気になっていた先輩と話すことができました!学校生活のこと等色々話を
聞けたので、これからの学校生活に活かしたいと思います!もちろん道頓堀川水質調査も
参加します!」
と答えてくれました。
分析結果は細菌の培養や水中の溶存酸素量の変化を見るため
少し時間がかかります。
今回はどのような結果が出るのでしょうか。
またブログでもご報告させていただきます!
By サブロー