2021.06.24
本日もうれしい報せです。
医療医薬分析学科2年のMくんに内定の知らせが届きました!
Mくんが内定をいただいた企業は、様々な医薬品の原料となる医薬中間体をはじめとして、
電子部品の製造に欠かせない化学薬品、高性能な接着剤や樹脂などの機能性有機材料、
さらには染料など多彩な化学製品の開発・製造を行っています。
Mくんは、本校で学んでいる化学分析の知識と技術を活かして、
研究開発から品質管理まで化学分析を必要とする場面で活躍する分析職として採用されました。
(写真を撮る瞬間だけマスクを外しています)
Mくんは大学を受験するも思うような結果が得られず、進路を迷う中で、
好きな化学をもっと学びたい、そして化学分野の仕事をしたいとの思いが強いことに気がつき、
本校の体験入学に参加しました。
そして、参加した体験入学で行った体験実験で、実験の楽しさを改めて感じ、
化学の実験を一生の仕事にしたいと思ったことから、本校に入学してきた学生です。
高校3年生当時、化学をもっとも活かせる分野は医薬品かなと感じたことから、
医療医薬分析学科を選んだそうですが、
生活の様々なところ、例えば子どもの頃から好きだった自動車でもタイヤなどの多くの部品で、
その性能の向上に化学の力が活かされていることを知るなど、
1年生の時の色々な授業や行事を通して、化学に対する視野が広がったそうです。
そこで、就職先選びでは、様々な化学の分野と関われる企業を希望していたところ、
今回内定をいただいた企業から求人が届き、応募しました。
Mくんは、休み時間には楽しそうに友達とおしゃべりをしている明るい学生ですが、
どちらかと言えば控え目な性格ということもあり、
履歴書を書き始めた当初はなかなか自己アピールができず、悪戦苦闘していましたが、
困った時には私たち教員に相談に来て、少しずつ自分の良さを言葉で表現できるように
なっていきました。
内定の知らせを伝えると、弾けんばかりの笑顔でガッツポーズをして喜び、
周りの友達から祝福の拍手を受けていたMくんに感想を聞くと
『入りたいと思った企業から内定をいただけて、すごくうれしいですし、
周りの友達も少しずつ内定をもらう人が増えて、早く内定を取りたいなと思っていたので、
ホッとした気持ちも大きいです。』
『最初はなかなか自分のことを表現できず、就職活動、大丈夫かなと思うこともありましたが、
先生方が親身になって相談にのってくださり、少しずつ自信をつけていくことができました。
本番の面接では自らの言葉でしっかり話すことができ、手応えはあったのですが、
それが内定という最高の結果につながって、本当に良かったです。』
と答えてくれました。
高校3年生の時の「好きな化学を仕事にしたい」という思いを叶えたMくん、
本当におめでとう!!
残りの学生生活も楽しみながら、有意義な毎日を過ごしてくださいね。
そして、現在、採用試験が進んでいる企業も多数あり、
さらには緊急事態宣言が明けたことで採用試験も加速していくと思われるため、
このブログでうれしいお知らせをお届けできる機会も増えていくと思います。
これからもお楽しみに!
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by みなと