2021.06.27
昨日に引き続き、「道頓堀川水質調査」の様子をご紹介します!
「道頓堀川水質調査」の2日目にあたる今日は、
昨日サンプリングした道頓堀川の水中に
存在する一般細菌や大腸菌群数の検査を行います!
2年生から説明を受け、円盤上のものをチェックしていきます。
この円盤状のものは「培地」と呼ばれるもので、
細菌類を増殖させるためのエサになる成分が含まれています。
サンプリングした水をこの培地と混ぜて一晩置いておくと、
培地の中のエサを食べて細菌が増殖し、下の写真のように
白く濁った点が出てきます。
昨日から今日までの1日間で、この点がどれだけ増えたのかを数え、
細菌数を調べます。
また顕微鏡を用いての微生物の観察も行いました。
細菌類は食中毒などで毎年話題となりますが、
どのような細菌がその水に生息しているのかを調査することは、
その水の安全性を評価することになります。
つまり、一般細菌や大腸菌の測定行うことで、
水質の良し悪しを判定する重要なデータの一つを
得ることができるのです!
「道頓堀川水質調査」は全4日間の日程で行うので今日で折り返し地点です。
残り2日も、学生達が協力して実施します。
全ての調査が終了し、調査結果が出揃った後は、
そのデータを解析していきます。
道頓堀川の水質調査については、始めた経緯や、
過去の分析結果については、本校のホームページで紹介していますので、
こちらのページをご覧ください!
By サブロー