2021.07.16
本日は「防火訓練」を実施しました。
これは、火災や緊急事態への対応をしっかり身に付けるために、年に1度の実施しているものです。
学生たちには、事前に防火訓練が行われることを伝えていますが、
開始時間は伝えておらず、できる限り実際の火災時をイメージしながら訓練に取り組みます。
今回は、実験室から出火したことを想定して、全学生、全教職員が本校の近くにある南天満公園に避難しました。
避難時は、1分1秒がとても重要ですので、毎回、火災発生から避難完了までの時間を計っています。
訓練には大阪市北消防署の方にも立ち会っていただきました。
また、薬剤の代わりに水を入れた消火器を用いて、扱い方をご指導していただきました。
学生達は、緊張感を持ちながらも積極的に取り組んでいました。
そして、防火訓練終了後は、実験室や教室に移動して、実験中に起きる可能性がある事故に対して、
その対応の仕方や緩和策について教員から説明しました。
こちらも学生たちは、真剣に話を聴いていました。
学生からは、
「ちょっと緊張しましたが、避難方法や緊急時の対応を学ぶことができたので、とてもいい機会になりました。
また、実験中の事故の対処方法も薬品によって違うことが勉強になりました。」
との感想がありました。
本校では、分析化学の技術を身に付けるために、薬品を扱う実験が多くあります。
決してあってはいけませんが、万が一のためにこのような訓練も必要です。
普段の実験も改めて緊張感をもって取り組みましょう。
by ましおか