2021.07.26
本日は、医療医薬分析学科と環境分析学科の1年生が基礎化学実験の「レポート日」でした!
「レポート日」とは、本校独自の言い方ですが、
学生達がそれぞれの実験で提出したレポートを教員が添削して返却し、
教員の指導に基づいてレポートを修正し、ブラッシュアップする一日のことです。
1年生は今、化学分析に必要な基本的な技術を学んでいます。
ただ学んで終わりだけでなく、一つの実験が終わると、報告のためにレポートを作成し提出します。
我々教員はそのレポートを一人一人チェックし、修正事項等の指摘を書き込んでいきます。
そもそも「なぜレポートが必要なのか」というと、「分析化学」の仕事に就くと、
身の回りの様々な物質の中に「どこに、何が、どれだけ、どのように、あるのか」を明らかにしてきます。
「分析」した結果は、そこで終わりではなく、必ず誰かに結果を報告しなければなりません。
その報告は文書として、職場の上司や部署の先輩同僚、もしくはお客様に報告します。
そのためにも、実験をした後にレポートを書くことは、とても重要です。
学生はこのレポート日を通して、正しいレポートの書き方を学びます。
1年生は今回で2回目のレポート日です。
【⬇️初めてのレポート日の様子は以下から⬇️】
・初めてのレポートも大丈夫!
レポートの修正作業を進めるのは1人だけというわけではありません。
本校の特徴としては、実験は少人数のグループで実施するので、
同じグループ内でデータを共有したり考察を話し合ったりして、助け合いながらレポートを完成させていきます。
修正中に分からないことがあれば担当教員に直接聞くこともできます。
1年生からは、
「レポートを書くことにまだまだ慣れていませんが、先生から考察のポイントを教えて頂いたので、これからも頑張ります!」
「わからないことがあっても、周りの人に聞いたり、先生に聞いたりして教えてもらっています!
1人だと不安ですが、皆で取り組むので安心です!」
といった感想が聞けました!
1年生の基礎化学実験はレポート日が最後となり、本日で終了です。
次の実験レポートを書く機会は、後期の実験になりますので、夏季休暇中にしっかり復習しておきましょう!
今は苦手に感じていても、慣れればスキルは向上し、2年生になる頃には、内容も格段に上がっていることでしょう。
本校が掲げる「実務実践力」をこれから身につけていくことを楽しみにしています(^^)
1年生の皆さん、この調子で実験を通して、少しずつ社会に出る準備をしていきましょう!
byサブロー