2021.08.20
連日のブログにてご紹介しています環境委員会が主体となって取り組む道頓堀川水質調査。
今日からは昨日採取してきた水を順次分析していきます。
採取してその日に測定できるもの、数日置いてから分析しなくてはならないものがありますので、
この水質調査は1週間ほどかけて行います。
昨日までの様子はこちらから↓
第68回道頓堀川水質調査 ~準備初日~
第68回道頓堀川水質調査 ~準備二日目〜
第68回道頓堀川水質調査 ~調査初日~
調査二日目は、細菌学的検査を行います。
道頓堀川の水に大腸菌や一般細菌がどれぐらいいるかを行う検査です。
昨日、採取してきた水を、寒天を主成分とする培地(細菌を培養するゼリーのようなもの)と一緒に
シャーレという皿状の容器に入れ、24時間培養した結果を観察します。
昨日培養の準備ができたのがお昼前でしたので、今日の集合は午前11:00。
その少し前から学生達は学校に集合して準備をしています。
私が実験室をのぞきに行ったときには既に学生達は細菌群数を数えはじめていました。
ちなみに赤い培地の入ったシャーレで大腸菌群、白い培地の入ったシャーレで一般細菌を測定しています。
ここ数日雨が続いているので、川の水も増水していましたが、大腸菌などは増えていたのでしょうか?
環境委員会の委員長が測定後の大腸菌群の結果について説明してくれました。
そもそもこの道頓堀川の水質調査は、10数年前に『道頓堀川をプールのようにして泳ごう』という計画がある団体から起こったときに、
『本当にプールと同様に遅いで大丈夫なの?』という疑問からスタートしました。
これまでの結果についてはこちらにまとめていますのでご覧ください。
今回の結果についても動画でご覧になっていただいた通りです。
今年は阪神タイガースの調子がいいようですが、優勝しても決して飛び込まないでくださいね。
by ドラいちろう