2021.09.02
今日は残りわずかな夏期休暇期間を利用して資格取得に励む学生たちの様子を紹介します。
来週の9月6日(月)からは後期の授業や実験が始まります。
そのような中、今日も学生たちは資格取得を目指し、朝から国家資格の講習を校外の会場で受講していました。
夏期休暇も終盤を迎えたこの時期、特に先週からは、
本校学生のみを対象とした資格試験や講習をそれぞれの実施団体様と連携しながら集中的に実施しています。
例えば、8月25日には国家資格の「危険物取扱者」の校内受験を
一般財団法人消防試験研究センター様の協力のもと、約100名の学生が普段の授業を受けている教室で試験に臨みました。
校内受験は年に数回実施し、昨年からのコロナ禍の中でも受験できる機会を得られることは、学生たちの資格取得の貴重な1日となっています。
そのときのブログはこちらです。
▼ 国家資格・危険物取扱者を校内受験!
また、翌日の8月26日からは、公益社団法人大阪労働基準連合会様との連携のもと、
約100名の学生が、国家資格の「有機溶剤作業主任者」の講習受講と試験に臨みました。
学生たちが就職を目指す化学系の企業では取得をしておくと有利な資格でもあり、一般にも人気のある国家資格です。
普通に申し込めば数ヶ月待ちとなりますが、毎年、本校学生には一定の受講枠をいただいており、希望する学生たちが受講しています。
そのときのブログはコチラです。
▼外部連携による資格取得!~その①~
今日受講していたのも、同じく公益社団法人大阪労働基準連合会様との連携による「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」という資格です。
昨日から3日間の講習がスタートしています。
学生には、各日の1日のスケジュールが配られており、写真のテキストや補足資料を使って講習は進みます。
この資格、名前だけを見ると、「少し怖そう」、「危なそう」というイメージを持たれるかもしれません。
しかし、将来の活躍の場が、化学薬品を扱う企業だけでなく、食品や化粧品、医薬品を製造する企業となる学生にとっては、
その過程で発生する危険性だけでなく、何が危険で、それをどのように防ぎ、現場で監視し、
もしもの時の対処をどうすればいいのかを知っておくことが大事です。
この国家資格を持っていなければできない業務もあるため、単に資格を持っているだけでも貴重なことですが、
これから働く上でも必要な知識を得ることにも繋がっているのです。
3日間続く講習ですが、2日目の今日は最後に学科(筆記)試験が予定されています。
そのため、朝から学生たちは、ちょっとソワソワした感じで会場に来ていました。
1年生のS君が受講前に今の気持ちを話してくれました。
少し音声が小さいかもしれませんが、心配しながらも意気込みを語ってくれていますので動画でごらんください。
明日は、最後の講習日!
企業でも求められる資格を取得し、分析化学者として現場でも活躍できる人材となるべく、
もう1日頑張ってください!
By ぽてと