2021.11.10
本日は、健康化学分析学科と生命バイオ分析学科2年生の卒業研究の日です。
後期から始まった卒業研究もだいぶ慣れてきた様子ですが、
今週から中間発表も始まってピーンとした緊張感が張り詰めています。
卒業研究中間発表の初日の様子は以下のリンクからどうぞ!
卒業研究中間発表を実施しました!
皆が実験に取り組んでいると思いきや、
高速液体クロマトグラフ(HPLC)という機器に向かい写真を撮ったり、いつもと違う動作をしている学生N君。
この高速液体クロマトグラフは、液体の中の成分や物質を測定するものです。
本校では1年生で、様々な分析機器の仕組みを学ぶ「機器分析化学」という授業や、
実際にそれらの機器を用いて実験する「機器分析化学実験」があります。
ですが、原理は学んでいても最新モデルの機器を触るのはちょっと・・・ビビります。
そんな中で、N君が自分のために、そして仲間のために、後輩のためにと、誰でも使える操作手順書をつくろうとしています!
写真付きで、誰でも使える・・・「ええやつ」を作りたいとのこと!
N君の就職先の製薬会社でも使う可能性があるという事で、きっちりと使えるようになって卒業したいと考えているようです。
上の写真は、作成途中の手順を見ながら、HPLCを動かしてみて、問題がないか確認をしているところです。
今回のことで原理や仕組みをしっかり理解しておくと、
他メーカーの装置を用いるときにも本物のスキルとして活きてくるので、卒業後の成長が楽しみです!
そして、近づいている中間発表への意気込みを話してもらいました!
手順だけでなく、発表もがんばってよい卒業研究にしてくださいね。
by シュリンプ