2021.11.28
昨日からスタートした第69回道頓堀川水質調査の本日は二日目。
汚れ具合の判定の1つとして、細菌の量を調査しました。
「道頓堀川水質調査」は、本校の課外活動の1つである「環境委員会」が中心となって、
年4回の水質調査を継続して行っているもので、本年度で18年目になります。
この水質調査では日本工業規格(JIS)の規定に基づき、数項目の化学分析や細菌学的検査を行い、その結果を本校HPで公開しています。
(これまでの水質調査の結果はこちらをご覧ください)
昨日は道頓堀川に採水に行き、
採ってきた水の中の溶存酸素量や細菌の量を測るための培養など前処理と、一部の化学分析を行いました。
調査二日目の本日は培養して増えた細菌の数を数えます。
学生たちが眺めている丸い容器はシャーレと言い、この中に培地と呼ばれる細菌の栄養となる成分を含んだ寒天が入っています。
昨日、この培地に川の水を塗布しておいたので、川の水に細菌がいると一晩置いている間に増殖し、
コロニーという菌のかたまりが目視できるようになります。
学生たちは、このコロニーの数を数えているのです。
しかし、けし粒のように小さなコロニーもあるため、経験の少ない1年生ではコロニーかどうか迷うこともあります。
そのような時は数え間違いがないようにするために、経験豊富な2年生のところに行って、確認していました。
この道頓堀川水質調査はあと2日間調査を行い、その後結果をまとめます。
さて、道頓堀川はきれいなのでしょうか?そして泳ぐことは可能なのでしょうか?
結果がまとまり次第、HPで公開いたしますので、どのような結果になるかお楽しみに!
by みなと