2021.12.03
11月29日から実施しています第69回道頓堀川水質調査。
最終日である本日の分析は「BOD」です。
過去の調査プロセスは以下からご覧ください!
< 第69回道頓堀川水質調査〜サンプリング日~ >
< 第69回道頓堀川水質調査~調査二日目 ~>
川の中の微生物が水中に存在する有機物(汚濁物質)を消費するとき、人間が呼吸をするように酸素を使います。
有機物が多いと微生物の量が増え有機物を分解するときに消費する酸素も増えます。
従って、酸素の量が多いと川が汚れていることを示し、少ないと川がきれいであることを示します。
このBODは川の水を採取した初日と、暗所で培養してから5日目に測定を行い、
初日の結果からどれだけの酸素量が消費されたのかを比較します。
試薬調製も完璧です!
こちらは「滴定」という操作方法により川の水を測定しています。
慣れた様子に我々教員は安心して任せることができます。
この課外活動は1年生と2年生が協力し合いながら実験していきますので、
分析技術はもちろん、人間形成も養っていく貴重な機会であります。
これからもこの伝承を続けていけるよう、1年生のみなさんは2年生からしっかりと受け継いでほしいです。
また、これまでの結果は、本校のホームページ「道頓堀川の水質調査」に掲載しています。
今回の結果につきましても近日中に掲載しますので是非ご覧ください。
byあららん