2021.12.16
本校では社会で活かす「実務実践力」を身に付けるべく、
2年間学んだ集大成として卒業研究を実施しています。
卒業研究では、それぞれのテーマについて数人のグループで取り組んでいきます。
大きな箱?に手を突っ込んで作業している班を見つけました。
この大きな箱はドラフトという、実験を安全に行うことができる装置です。
本校では一番新しい装置で、臭いの強いものや煙の出る操作もバッチリです!
ドラフトの中で、何かをろ過していましたので話を聞いてみました。
ろ過前、ろ過後の写真です!
この班は、廃棄されるゴミから微生物のチカラを使ってメタンガスを発生させ、
新たなエネルギーとして活用するための研究をしています。
廃棄されるゴミとは、私たちの生活の中で発生するもの、例えば、鰹節・バナナ・コーヒー などです。
今のところバナナが一番有効とのこと!
ガスクロの前に先ほどの班員が集まっていました。
ガスクロは微量な気体を測ることのできる装置で、
特殊な注射器のようなものを使うと気体を直接測定できます。
Y君・N君中心に協同し研究を進めてる姿はとても清々しく眩しいです。
4月からは、M君がギ酸という化学薬品を製造する会社での技術者として。
N君は電力会社での水質分析を行う技術者として。
Kさんは一般企業などの研究所で使用される試薬を製造する企業での分析技術者に。
そして、K君は医薬品の品質を管理する分析技術者として
それぞれの道に進みますが、今の協同で素晴らしい卒研発表にしてください!
byシュリンプ