2021.12.17
本日は、八尾市立曙川中学校へ出張実験会に行ってきました。
この実験会は、中学校からご依頼をいただき、職業体験をしていただく目的で実施しました。
今回は、中学2年生29名の生徒さんを対象に行いました。
分析化学を体験していただくために、2つの体験実験を用意しました。
1つ目の実験は、「ビタミンCでマジック!」です。
分析化学は、「目に見えないものを確認すること」です。
そのため実際には、我々の目で見えるように、色が変化する原理を利用することが多いのです。
この実験では、目の前の容器に入っている溶液の色が、一瞬で変化する体験をしていただきました。
生徒さんからは、
「おー!!」「うわぁ~!!」など、
ものすごく盛り上がっていました。
この変化によって、お茶、お酢、お菓子などにビタミンCが含まれているかを分析していきます。
意外な結果に、生徒さんたちも驚かれていました。
2つ目は、「納豆で秘密の手紙を書こう!」です。
納豆を水に溶かし、白い綿棒を使って、その納豆液で絵や文字を書きます。
そこに、霧吹きである液体を吹きかけると、下の写真のように文字や絵が浮き上がります!!
これは「ヨウ素デンプン反応」を利用した実験です。
ジャガイモの断片にヨウ素液をつけると紫色に変わるという、
誰しも経験したことがある、あの反応です。
出来上がった後は、出来栄えに満足したり、
「もうちょっと!」と修正するなど楽しく取り組んでいました。
最後に改めて「分析化学とは」というお話をさせていただきました。
みなさん熱心に聞いています。
生徒さんにご協力いただいたアンケートでは、
「化学が楽しいと感じました。」
「知らないことを知ることができてよかったです。」
「色が変わるのが面白かった。」
「ますます化学が好きになった!」
など嬉しいコメントをいただきました。
今回の経験を活かして、様々なことに興味を持っていただければと思います。
本校では今日のように中学・高校の先生からご依頼を受け、ご要望に合わせた実験や授業を実施しています。
詳しい内容やこれまでの実績などは↓↓コチラ↓↓をご覧ください。
中学・高校との連携
八尾市立曙川中学校の皆さん、本日はありがとうございました!
By ましおか