2021.12.17
本日、平日に通う学生たちにとって、年内の最終登校日でした。
毎年この日は、日頃使っている実験室や教室に感謝の気持ちを込めて、学生全員で大掃除を行います。
こちらの二人は実験室の水回りを念入りに磨いてくれています。
こちらでは、換気扇やエアコン、照明器具など、
普段の清掃ではなかなか手が回らないところを、心を込めて丁寧に清掃していました。
社会人にとって大切な整理・整頓・清掃(3S活動)や
分析化学者にとって大切な、不純物が混入することのない清潔な実験環境を維持することを身につけるため、
常日頃から曜日ごとに担当を決めて清掃活動は行っていますが、
大掃除の日は学生全員に分担を決めて、一斉に清掃を行います。
実験室だけではなく、教室や廊下、エレベーターホールなども清掃します。
教室では、まずは机や椅子を撤去するところから始まります。
黒板、窓ガラス、学生用の個人ロッカーの上など、隅々までしっかり清掃していました。
就職関連行事などを行う多目的ホールでは、床にモップ掛けを行っていました。
学生たちからは
「きれいと思っていたところにも意外にほこりがあって、びっくりしました。
日頃の清掃が大切だなと思いました。」
「最初は大変だなと思いましたが、きれいになるにつれて、段々うれしくなりました。」
「きれいになって、気持ちいいです。来年も、この実験室や教室でしっかり学んでいきたいです。」
といったコメントが聞かれました。
学生同士声を掛け合い、協力しながら清掃する姿を見ていると、
本校で学生生活を過ごす中で、学生ひとり一人が人間的に成長し、
実務実践力を身につけていっていることを感じました。
学生たちは明日から冬期休暇に入ります。
次に、学生たち全員が揃うのは来年1月5日です。
オミクロン株の流行など不安要素もありますが、感染対策を引き続ききちんと行って、
楽しい年末年始を過ごし、5日にまた元気に会えることを楽しみにしています!
by みなと