2021.12.19
本日、本校で文部科学省後援の「情報検定(J検)」が実施されました。
入学からおよそ9ヶ月、様々な資格試験に挑戦してきた1年生。
年内の資格試験はこれが最後なので、試験を終えて、ホッとした表情です。
情報検定とは、パソコンの利用者に求められるデータや情報などの処理や活用の能力、
モラルやセキュリティの知識を総合的に評価する資格試験です。
化学の学校なのに情報に関する検定試験を受けるの?と思われる方もおられるかもしれませんが、
本校では、実験結果を図や表にまとめたり、実験のレポートを作成したり、
さらに卒業研究では情報収集、実験結果の解析、発表スライドや論文の作成を行う際など
様々な場面でパソコンを利用することがよくあります。
また、急速に発展している情報社会の中で、適切に情報を処理・利活用できることや
モラルやセキュリティについて知り、実践できることも重要なスキルと言えます。
本校では、単に化学の知識や技術を持っている、使えるというだけではなく、
その知識や技術を周りと協調しながら、適切に使いこなすために必要な
「実務実践力」の育成も大切にしています。
つまり、情報検定も実務実践力の成長を証明する1つの証になるので、
学生たちは積極的に受験しています。
こちらは環境分析学科2年のWくん。
すでに内定もいただいて、落ち着いている今だからこそ、できるだけ資格を取っておこうと挑戦しました。
(Wくんの内定の喜びの様子はこちらから)
自分たちの成長の証として資格取得に励む学生たちに、試験の感想を聞きました。
まずは3級の受験を終えた1年生の学生たちです。
2級に挑戦した生命バイオ分析学科1年のAくんにも感想を聞きました。
資格取得は、その能力の証明になりますし、社会に出てから思いがけず役立つこともしばしばあります。
さらに、就職活動においては、学生生活を計画的かつ積極的に過ごしている姿勢の表れとして、
評価してもらえるといった一面もあります。
年内の資格試験はこれで終了ですが、来年もまた積極的に資格取得に取り組んでいきましょう。
そして、本日受験した全ての学生が合格しているように、心から祈っています!
by みなと