日本分析化学専門学校

本日は企業紹介講座を実施しました！

企業紹介講座とは、本校の卒業生が在籍している企業など、
本校とつながりの深い企業の採用担当者様に、
業務内容や求める人材について講演していただく学校行事の一つです。

今回は６社にご講演をいただきますが、合計50名以上の卒業生が活躍しており、
これから就職活動を控えている1年生にとっては、企業の生の声が聞ける貴重な機会です。

今年度は、新型コロナウィルス感染症予防策として、
企業様には、会社からのオンライン配信、もしくは来校いただいたとしても、
直接学生に対面しないよう別の教室からの配信という形式をとり、
学生たちも３つの教室に分かれて聴講する形をとりました。

対面でなくても、学生達の就職に対する意識は高く、熱心に聴講する姿勢がよく見られました！

最初の校長の挨拶では、目指すべき人物像と今すべきことのお話がありました。

就職活動を始めるにしても、会社に直接触れないと、その会社に入りたい！
という強い気持ちは芽生えづらいことから、数多くの会社に触れることで、
入りたい会社が見え、入りたい気持ちが芽生えてくる。
その気持ちがあるからこそ、採用試験では気持ちを伝えることができ、
企業も一緒に働きたい人材として認め採用される。
といった採用に至るまでのプロセスの重要性を話して頂きました。
これを聞き、学生達もよりやる気が増したように見えました。

企業の方々には、パソコンの画面越しではありましたが、
コロナ禍で大変な時期にも関わらず、
医薬品、環境、など幅広い分野の方々に講演していただきました。

事業の内容や業務の中で、本校で学んできた分析化学の知識やスキルが
どのように必要になるのかを説明してくださいました。
講演後は企業の方へ積極的に質問する学生が多く見られました。

「入社後はどのような勉強が必要になるのか」
「学生のうちに取得しておきたい資格はあるのか」
「採用試験の内容はどんなものなのか」

など、専門的な知識や技術、資格についての質問が多かったですが、
ほとんどの企業様が共通して言われたことは、
「一緒に働きたいと思える、コミュニケーション能力や熱意などの人柄が最も大切である」ということでした。

また、5年前まで本校で専任講師を経て、
副校長をお務めになられた佐藤様(ブログのハンドルネームはすくろーす先生でした)が
企業紹介講座の講師としてご説明を頂きました。(下写真)

「一緒に働く本校の卒業生は、分析の知識と技術があるので、吸収力が高く即戦力になっている。
講師時代は、現場で役に立てるのか絶対的な判断はできなかったけれど、今は確証を持って言えます。」
と、講師としての目線、現職場での目線、両方からのお話頂き、貴重な機会となりました。

ご講演頂いた企業様からは
「こんなに質問が来るとは思いませんでした。興味を持っていただいてありがたいです。」
「大変興味を持っていただいて嬉しかったです。話し方も質問の内容も素晴らしかったです。」
「今回の説明会には参加していませんが、36期生の3人は現在も活躍してくれています！」
と有難い評価や卒業生の現状を頂きました。

聴講を終えた学生達も多くのことを感じたようです。
以下の動画をご覧下さい！

全国的にも新型コロナウィルス感染症が再び流行している状況下ですが、就職活動は始まっていきます。

今回ご講演頂いた企業の採用担当者様や、
本校で教鞭を執られていた佐藤様のアドバイスを大切にして就職活動に取り組んでいきましょう。
我々教員も全力でサポートしていきます！

最後となりましたが、
コロナ禍の中、貴重なご講演をしていただいた6社の企業の皆様、厚くお礼を申し上げます。

by サブロー