2022.02.02
令和3年度卒業研究発表会まで、あと2日に迫りました。
実験の模様や発表練習の様子、教員からの指導シーンなどをこのブログで紹介していますが、
今回はちょっと様子が異なります。
本校の卒業研究は、グループで取り組みますので、
例年のこの時期は、そのグループごとに発表練習をしているのですが、
練習の教室へ行くと・・・・。
ここには複数のグルーブが集まっていました!
話を聴くと、バイオエタノールに関する研究をしている班が練習をする際に、
たまたま教室にいた他の班のメンバーに一緒に練習しないかと声を掛けたそうです。
それならばと、「せっかくだから隣の学科にも声を掛けよう」となり、数班が集まったそうです。
さらに、発表練習をしている際も、「みんなが2階で練習しているらしい!」と聞きつけ、加わる班もありました。
こうして、全体の半分近い6つの班が発表しました。
もちろん発表後は、本来の流れに沿って質疑応答形式でそれぞれの班に対して意見や質問を言い合っていました。
そんな練習の模様です。
私、ましおかは、何年も卒業研究を担当していますが、
学科を超えて、学生たちが声をかけあって、お互いに発表練習をし、質疑応答まで行うのを見るのは初めてです。
自分たちが「いい発表をしたい」というだけでなく、みんなで「良い発表会にしたい」という気持ちが伝わってきます。
本校は、3つのポリシーを掲げていますが、
その中で、
『「実務実践力」の向上』というものがあります。
それは、様々な行事や活動を通じ、化学知識・技術を応用する力です。
学生達は2年間、化学に知識や分析の技術を学んできました。
それを身に付けただけでなく、それらを活かすための「行動」こそが、本日のこのような形となって表れたような気がします。
本番は明後日ですが、この学年の団結力に涙が出そうです。。
卒業研究発表会本番まで、もう残りわずかですが、発表練習だけでなく、心構えも準備万端です!
素晴らしい発表会になるよう、我々教員も学生たちに負けずに一緒に最後まで駆け抜けます!
by ましおか