2022.02.04
本日は、第39回 令和3年度 卒業研究発表会を実施しました。
写真は、発表をしている学生の様子です。
場所は、大阪府立のドーンセンター7階の大ホールです。
500人も入れる大きな会場で、大きなスクリーンの前で、17つの班が順に発表を行いました。
今年もコロナ禍での開催となりましたが、感染対策を講じながらの実施となりました。
発表者である2年生は終日会場で過ごしましたが、
1年生は半数ずつ午前と午後で入れ替わる形式をとって会場内の人数を減らし、
会場まで10分弱の距離にある学校と分かれて聴講しました。
下の写真は、学校で聴講している1年生の様子です。
また、今回は保護者、就職先企業、共同研究の企業や団体、高校の先生などの方々に来場いただきましたが、
感染対策を講じているとしても遠方からの来場が難しいという方のために、オンライン配信も同時に行いました。
結果、200名近い方に来場またはオンラインで入れ替わりながら学生の発表する姿をご覧いただくことができました。
発表会の最初には、校長からのあいさつがありました。
本校教育の中での卒業研究教育の位置づけや取り組み、
コロナ禍の中で取り組んできた学生の頑張りなどを紹介されました。
あいさつの最後には、
「発表を終えた学生たちには、おしみない賛辞をいただきたい」というお話もありましたが、
この後の17班の発表の全てに会場では大きな拍手をいただきました。
また、音は聞こえないもののオンラインの画面を通して拍手をいただけたものと思います。
下の写真は、発表を終えた直後の様子です。
達成感と開放感で満たされいい笑顔です。
(撮影のときだけマスクを外しました)
発表までの裏側を少しお見せすると、こちらは順番が次に迫った学生の様子です。
発表のシミュレーションを最後にする班もいれば、
円陣を組んで集中する班もあれば、
座ってセリフを暗唱している中、カメラを向けると余裕はないのに笑顔で返してくれる班と、
一部動画ですが、緊張感の漂う直前の様子をご覧ください。
これからお分かりいただけるように、学生たちは今日の発表に対してそれぞれの想いをもって
ここまで準備して臨んできました。班の中では意見がぶつかり合うこともありました。
もちろん助け合いながら進めてきたことがほとんどですが、単に研究として実験をした経験だけ
でなく、その経験から得られたことがたくさんあります。
本校でいう「実務実践力」をこの卒業研究では存分に発揮しながら、また磨きをかけてきました。
その真剣に取り組む先輩たちの姿を見ているのは1年生です。
要旨集を手にして研究の全てを理解できなくても、
次は自分たちが取り組むんだという想いを持ちながら、一生懸命理解しようとしていました。
また、質問を先輩にぶつける1年生も多くいました。
1年生には感想も聞きましたので動画でご覧ください。
こうして、今年も卒業研究発表会を終えることができました。
2年生はコロナで始まった学校生活でしたが、その環境の変化に負けず本当によくがんばったと思います。
この経験を次のそれぞれの進路で活かしてくれるものと期待しています。
また、1年生は新たな目標ができたと思いますので、さらに前を向いて進んでもらいたいと思います。
2年生のみなさん、本当にお疲れさまでした!
By ぽてと