2022.02.09
現在学生は休暇中ですが、教員は新年度に向けて少しずつ準備を進めています。
本日はそんな様子を少しご紹介します。
本校には定性・定量分析、水質分析、金属分析、微生物実験等、
分析化学に関わる様々な実験があり、それに関わる試薬があります。
学生たちは、それらの試薬や多くの分析機器を用いて専門技術や知識の修得に励んでいます。
特に試薬は実験科目ごとに、異なるものを使用するため、その数はなんと約2600本!
そのため、学生の休暇期間を利用して、試薬の保管場所の確認や在庫量の確認を進めています。
あららん先生がチェックしているのは、微生物培養に関わる試薬です。
ここ数年は、新型コロナウイルスの影響もあって、卒業研究で微生物を用いた研究テーマも多く、非常に使用頻度の高い試薬です。
私ましおかは、バイオ分析やPCRに関わる試薬のチェックです。
温度管理が必要なものを多く、保存状態などもチェックします。
シュリンプ先生が確認しているのは、国家資格の化学分析技能士試験でも使用する定性分析実験等で用いる試薬です。
こちらもよく使用しますので、保管場所が間違っていないか、在庫量はちゃんとあるかなどを調べます。
最後に、私が確認したのは、「微生物」そのものです。
今年度の卒業研究でも、大腸菌や酵母など様々な微生物を使用しました。
その様子です。
説明しているように、-80℃で管理し、長期保存することで多くの実験で使用することができます。
来月の卒業式で今年度はほぼ終了ですが、新年度に実験をスムーズに進めるためには、
必要な試薬が十分に準備できているか、実験ごとに保管場所に準備されているかなど、
我々教員が、責任をもって少しずつ準備していきます。。
by ましおか