2022.03.04
本日は、八尾市立上之島中学校へ出張実験会に行ってきました。
この実験会は、中学校からご依頼をいただき、職業を体験していただく目的で実施しました。
今回は、中学1年生41名の生徒さんを対象に行いました。
実験の前に、「身の回りにある分析化学と本校の紹介」をお話しました。
とっても熱心に聴講してくださいました。
写真は聴講の様子です。
今回は分析化学を体験していただくために、2つの体験実験を用意しました。
1つ目の実験は、「ビタミンCでマジック!」です。
分析化学は、「目に見えないものを確認すること」です。
そのため実際には、我々の目で見えるように、色が変化する原理を利用することが多いのです。
この実験では、目の前の容器に入っている溶液の色が、一瞬で変化する体験をしていただきました。
写真上は、何も入れずに振ってもらい、変化の無いことを確認しました。
下の写真は魔法の白い粉を入れて・・・確認!
生徒さんは、
「おー!!」「うわぁ~!!」など、
ものすごく盛り上がっていました。
原理を説明して、お茶やお菓子に、ビタミンCが含まれているのかを調べていきます。
意外な結果に、生徒さんたちも驚かれていました。
2つ目は、「納豆で秘密の手紙を書こう!」です。
納豆を水に溶かし、白い綿棒を使って、その納豆液で絵や文字を書きます。
そこに、霧吹きである液体を吹きかけると、下の写真のように文字や絵が浮き上がります!!
なかなか個性的ですね。。。
これは「ヨウ素デンプン反応」を利用した実験です。
ジャガイモの断片にヨウ素液をつけると紫色に変わるという、誰しも経験したことがある、あの反応です。
出来上がった後は、その出来栄えに満足したり、「もうちょっと!」と修正するなど楽しく取り組んでいました。
修正の様子を動画でどうぞ!
最後は生徒さんから、お礼の言葉と昨日から一生懸命考えてくれたという質問タイムで終了しました。
生徒さんにご協力いただいたアンケートでは、
「理科でする実験とはまた違った感じで楽しかった。」
「お茶にビタミンCが入っていてびっくりした。」
「色がきれいに変わったので、見ていてわかりやすく楽しかった。」
「身近なもので秘密の手紙や、実験ができて化学が好きになれました!
将来、化学に関わる仕事につくなり、人助けができるようになろうと思いました。
など嬉しいコメントをいただきました。
今回の経験を活かして、様々なことに興味を持っていただければと思います。
本校では今日のように中学・高校の先生からご依頼を受け、ご要望に合わせた実験や授業を実施しています。
詳しい内容やこれまでの実績などは↓↓コチラ↓↓をご覧ください。
中学・高校との連携
八尾市立上之島中学校の皆さん、本日はありがとうございました!
By シュリンプ