2022.03.16
1年生は本日より、2泊3日の国内研修旅行が始まりました。
今回の行き先は岡山県で帰阪時に兵庫県にも立ち寄ります。
国内研修旅行は楽しい思い出を作るだけではなく、化学や分析に関連する施設の見学、
卒業生が関わっている企業等による就職活動に関する講演の聴講、
そして、学生それぞれが自身の夢を叶えるために、
今後の就職活動や大学編入学試験に向けて教員と相談をしながらじっくりと自分と向き合う時間をつくる、
本校の学校行事の中でも最も重要なイベントの1つです。
例年、国内研修旅行は2月上旬に行っていますが、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、1ヶ月以上延期し、本日から実施としました。
当然、実施にあたっては旅行会社、宿泊するホテル、移動する際のバス、研修先などと協議を重ね、
各社・各施設が定めるコロナウイルス感染予防対策以上の対策の実施をお願いしました。
移動のバスでは、常時喚起を行い、全て定員の半分以下で運行するなどして、
ソーシャルディスタンスの確保に努め、さらに各所でのアルコール消毒や検温の実施、
また学生には、毎日、個人個人の健康管理票の提出を義務付けるなど、感染予防対策を徹底して行っています。
出発前には校長先生から、
こういったコロナ禍のもとでも実施するこの行事の重要性を理解してほしい。
自分たちの夢を叶えるための下地を作る重要な時間としてほしい。
もちろん、感染防止をしっかりとしたうえで、仲間との絆を深める時間も取ってほしい。
「距離はとるけど、絆は深める」気持ちで行ってきてほしい。
と、励ましのお言葉をいただきました。
まずは初日の午前中、備前焼の手びねり体験を行いました。
陶器作りは、化学と関係ないと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
陶器は土=粘土を加工、加熱して作られます。
粘土に含まれるミネラルなどの成分は様々で、
空気に触れさせたり、1000℃以上に加熱してやることで化学反応が起きて、
表面に変化が現れて、色、模様が生まれるのです。
備前焼の起源は平安の頃と言われており、
当然、当時はこの現象の原理の説明はできなかったと考えられますが、
すでにそのころから身近な化学はあったのです。
思わぬ才能を発揮する学生も。。
その後、冒頭の写真にもあるように倉敷美観地区の散策です。
大変歴史のある街ですが、国産のデニム生地発祥の地でもあります。
そして、ホテルに到着し夕食。
その後、研修旅行恒例の自分たちの進路をじっくりと考える時間です。
進路に関わるさまざまな情報をまとめて文書化していく過程では。
我々教員も、しっかり時間を取って、個別にアドバイスをしていきます。
個別指導の様子はコチラ。
本日より3日間、就職活動や大学編入学試験に向け、
次のステップへ進むための1歩を踏み出してほしいと思います。
我々教員も普段以上にしっかりサポートしていきます。
コロナ感染対策をしっかりと行い、有意義な3日間にしていきましょう!!
明日の様子も、このブログでご紹介します。
by ましおか