2022.04.11
本日から新年度の授業と実験がスタートしました!
1年生にとっては、もちろん本校での初めての授業と実験になります。
今日、1年生の医療医薬分析学科と環境化学分析学科の学生は「基礎化学実験」を行いました。
本校の学生は、これまで化学を学んできた学生もいれば、
文系出身や全く化学に触れてこなかった学生、
もしくは化学は学んできたけれども実験はほとんど行ったことがない
という学生も決して珍しくありません。
そんな様々な経緯の学生がいる中で、この「基礎化学実験」では、
基礎的な実験器具の扱いや化学実験の基本的な操作や技術を学びます。
初回の本日は、実験室でのルールや諸注意などのガイダンスを教室で行った後、
実験室へ移動して実験器具の紹介などを行いました。
ガラス器具の説明や、
薬品をはかり取る器具の説明、
そして実際に天秤を用いてのデモンストレーションを行いました。
例えば、ガラス器具1つをとっても、
目的によって材質や大きさの異なるものがあり、
その種類の多さに、驚いている学生もいました。
※今回はガイダンスの一環として実施し、実験は行っていないため白衣を着用していません。
写真は、実験室で電子天秤を前にして「試薬をはかり取る」操作を模擬的に行っているところです。
実験経験のある、なしに関わらず、
「分析現場で求められる分析技術やルール」の基礎を
しっかりと身に付けるためにもこの「基礎化学実験」はとても大切な実験です。
説明を聞く学生たちは、とても真剣な表情でした。
そして、「早く実験がしたい!」と、ワクワクしているようでした。
実験を終えた学生の感想です。
ここからが、いよいよ分析化学者への第一歩です。
夢に向かって一緒に頑張りましょう!
by ましおか