日本分析化学専門学校

今日は嬉しい内定報告です！内定をいただいたのはＨ君です。
内定した企業は、生薬や漢方の素材を扱っておられるだけでなく、
医薬品や化粧品、食品など幅広い分野の製品に使われる天然素材も扱っておられます。
この企業から技術職として就職内定をいただきました。

いろいろと就職指導を受けたみなと先生と喜びの２ショット！
写真の時だけ、マスクを外し、改めて消毒をして撮りました。

Ｈ君は高校を卒業後、一度は大学の文系の学部へと進学しました。
本当は化学に興味があり理系を選択したかったとのことですが、
その時の成績などから大学進学を一番に考えて文系を選択したようです。
でも、いざ大学へ進学してみると「本当に自分のやりたかったこと」は何なのかと考えるようになり、
途中で進路を変えて本校に入学しました。

このような経歴の持ち主ですので、高校での実験経験もなく、
化学を選択して勉強していた訳でもありませんでした。
しかし、好きな化学の道で、医薬品分野で技術者として働きたいという想いと覚悟をもって
本校で一つずつ技術を身に付け、知識を増やしてきました。
下の写真は、１年生の時のＨ君です。
器具の正しい扱い方を学び、試験管の中で起こる化学反応に一喜一憂をしながら、楽しく前向きに学校生活を送ってきました。

就職活動を始めると、もともと慎重派なＨ君は自身を振り返る自己分析や、
履歴書の内容確認、面接練習など、いろいろな先生に相談をしてアドバイスをもらいながら進めてきました。
下の写真は、面接練習を受けている時の様子です。

Ｈ君のように高校を卒業して、一度は他の進路を選択しながら、
再進学先として本校に入学する学生は、決して珍しい訳ではありません。
そのような学生は、進路を変えてきたことで、本当にこのような経歴で無事に就職できるのだろうか、
苦労をするのではないだろうか、という不安を抱いて入学してきます。
そのため、就職活動となれば、自身の経歴に自信を持てずにアピールすることにも困るという悩みをＨ君も持っていました。

しかし、日々の授業や実験を受けながら、着実に分析技術を身に付けてきたこと、
そして、課外活動にも取り組み、能動的に学校生活を送ってきたことで、
面接試験でも自分をアピールすることができ今回の内定となりました。
周りには他大学の学生も受けていたようですが、そこにも負けずに見事に高い評価を受けて内定を早々にいただきました。

しかも、やりたかった医薬品にも関わる企業に採用をいただけたことを本人はとても喜んでいました。
内定の連絡が来るこの日までの数日間、
ほぼ毎日のように「連絡きていますか？」と聞きにきていました。
「内定だよ」と伝えた際には信じられない様子でした。
下の動画は内定を伝えた直後に本人にコメントをもらった動画です。
冒頭、ちょっと冷静さを取り戻す時間がありますが、喜びをしっかりと語ってくれましたのでご覧ください。


Ｈ君、改めて内定おめでとう！

Ｂｙ ぽてと