2022.05.13
本日1年生は、定性分析実験を行いました。
定性分析とは「何が」含まれているか調べる分析方法です。
この定性分析実験では金属のイオンを調べますが、
もう1つ、器具や試薬の基本的な取り扱いを修得することを目的としています。
実はこの実験も3回目。
初めこそ試薬をスポイトで取ることも緊張して慎重に行っていましたが、今はどうでしょう?
実験はじめの合図とともに必要な器具を能動的に準備し、
班員とも打ちとけてそれぞれの班で言葉を交わし、
次の操作を見越して準備を進めていく姿も見られました(^ ^)
(実験時の様子はこちらの動画でも!⬇)
今回の実験では前回から継続した溶液を用いて、「溶液の中にどんな金属イオンが入ってるかな」という確認を行っていました。
そのため、前回の操作が上手くいってなければ、今回の実験で上手くいかないこともしばしば。
1年生はこういった失敗を踏まえて、「あのろ過の時が問題だったのかな」
「洗浄が不十分だったのか」と原因を探して成長していきます。
とはいえ、原因を探すことが出来ることも予習や復習があってこそ。
実験操作やガイダンスでのポイントを抑えた自分のノートをまるで「バイブル」のように、1個1個の操作で立ち止まって確認していました(^ ^)
意識していなくても、1年生の皆さんは器具洗浄、試薬の扱い等々、さもあたりまえに操作を進めていますが、立派な成長です。
実験始まりから見てきた我々教員から見れば、毎回驚かされるほど(笑)
定性分析実験はこの後もまだまだ続きます。
時には楽しく、時には真面目に実験を頑張っていきましょう!(^_^)
Byきゃっさば