2022.06.15
本日から2年生全員が、化学分析の技術力を証明してくれる唯一の国家資格である「化学分析技能士」の3級実技試験に挑戦します。
国家資格である「技能士」とは、働く上で身に付ける、または必要とされる技能の修得レベルを評価する国家検定制度です。
その実施分野はたんさんありますが、その中の1つに本校の学生が受ける「化学分析」があります。
化学分析技能士は本校の学生が日々研鑽を積んでいる「化学分析」の技術力を国が認めてくれる唯一の国家資格なので、
本校では化学分析技能士3級について全員受検、全員合格を目指しています。
そのため、本校の入学から卒業までの方針や目標を表した「3つのポリシー」の中でも卒業時の到達目標の1つとして掲げています。
また、化学分析技能士の大阪の実技試験会場としては、本校が大阪府職業能力開発協会から指定を受けているため、普段使用している実験室が受験会場になります。
試験前の1コマです。
学生たちは1年生の時に学んだ実験方法をそれぞれなりに復習した紙を見ながら、友達同士で実験の手順など、最後の確認を行っていました。
100%合格を目指すためには、実技試験までに技術力を磨いておく必要がありますが、本校では1年生の1年間をかけて、
実技試験課題である定性分析と定量分析の技術をじっくりと修得していくことができるカリキュラムとなっています。
さらに、1年生の実験の中で本番さながらの実技試験も体験しているので、2年生になると自信をもって実技試験に臨めるように成長しています。
定性分析と定量分析の2つの課題に学生たちは精一杯取り組んでいました。
受検した学生たちに感想を聞きました。
実技試験、お疲れ様でした。
次は筆記試験がありますので、筆記試験に向けて過去問を中心に対策をしていきましょう。
そして、学生たちの頑張りが実を結び、全員が合格できるように心から願っています!
by みなと