2022.06.18
本日は京都橘高等学校の化学実験講座に行ってきました。
今回の化学実験講座は全19回のうち8回目になります。
過去の講座1回目と2回目のブログはコチラ↓↓↓です。
▼京都橘高等学校~化学実験講座1回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座2回目~
8回目となる化学実験講座は、藍染(あいぞめ)による酸化還元反応の実験を行いました。
藍染とは、植物染料である「藍」を使った染色方法で、
「インジコ」と呼ばれる色素成分を持つ植物を使って染められたものの総称であり、
藍染にはいくつかの方法がありますが、薬品を使って染色する方法を行いました。
もともと藍染の液は黄緑色をしていますが、空気(酸素)に触れて酸化させることにより青色に染まります。
今回は白いハンカチを使って染色をしますが、ハンカチに輪ゴムを巻き付けた部分は染色されませんので、
輪ゴムの巻き方次第で模様が変わってきます。
このため、一人ひとり染色の模様が違ってきます。
染色液に浸し、空気に触れる(酸化する)。この操作を繰り返していくうちに染色される青色の濃さも違ってきます。
「なかなか染まらないなー」、「酸化が足りないのかな?」など、班のみんなで知恵を絞り考えてながら実験をします。
このように、教科書で学ぶ酸化還元反応を実験により理解が深まります。
みなさん、個性あふれる藍染ができましたね!
ちなみに7回目である前回は、カルピスの原液を5倍にうすめたものと、
5倍希釈と同じ濃度のカルピスウォーターに含まれる「酸」に違いがあるか「中和滴定」の実験により確認を行いました。
化学実験講座も8回目となり、生徒のみなさんは驚くほど実験の手際が非常に良くなりました!
次回はどんな実験をするのか楽しみですね!
by あららん