せんせのブログ

京都橘高等学校~化学実験講座 第10回目~

2022.08.27

本校はまだ夏休みですが、本日は25日より2学期が始まった京都橘高等学校へ行きました。
1学期に引き続いて化学実験講座を行います。今日は全19回の第10回目の講座です。
過去の講座1回目、2回目、8回目、9回目はコチラです↓↓↓
▼京都橘高等学校~化学実験講座第1回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第2回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第8回目~
▼京都橘高等学校~化学実験講座第9回目~

夏休みを終えたばかりの生徒さんは元気いっぱい!本日の実験は実験のガイダンスです。

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一つに見えるものでも実は複数のものから成り立っています。
例えば、一色に見える赤や青などのサインペンの色は、複数の色素が含まれて作られているものもあります。そこで、この複数の色素を分けるために分離を行います。
分離方法にはいろいろありますが、今回は紙と水を使った「ペーパークロマトグラフィー」という方法により水性サインペンの色素の分離を行いました。

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写真は紙に赤や青、紫などをそれぞれ色をつけて水に浸したものです。
赤色には黄色が、青色には緑色が含まれていることから、一種類に見えるものでも複数の色が含まれているのが分かりました。

次にミネラルウオーターを使った実験を行いました。
どれも同じように見えるミネラルウオーターですが、ミネラルウオーターに含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量の違いにより大きく2種類に分類されます。
この2種類のミネラルウオーターの違いを味わって確認するのではなく、紅茶のティーパックと石けん水を使って化学的に確認する実験を行いました。

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紅茶を使った実験では一方のミネラルウォーターには濁りが見られ、石けん水を使った実験では一方のミネラルウォーターには石けん水が溶けきらずに残っていました。このように2種類のミネラルウォーターに違いが見られ、生徒さんたちは非常に驚いた様子でした。

本日実験で使用した水性マジックやミネラルウオーターなどはどれも手頃に入手できる実験であり、身近に化学を感じていただけます。
さて、つぎはどんな実験か楽しみにしてくださいね。
京都橘高校のみなさん、2学期からも一緒に化学実験を学んでいきましょう!

byあららん