2022.08.19
昨日からスタートした第72回道頓堀川水質調査の本日は二日目。
汚れ具合の判定の1つとして、細菌の量を調査しました。
(昨日のブログはこちらから!)
「道頓堀川水質調査」は、本校の課外活動の1つである「環境委員会」が中心となって、年4回の水質調査を継続して行っているもので、本年度で19年目になります。
この水質調査では日本工業規格(JIS)の規定に基づき、数項目の化学分析や細菌学的検査を行い、その結果を本校HPで公開しています。
(これまでの水質調査の結果はこちらをご覧ください!)
昨日は道頓堀川に採水に行き、採ってきた水の中の溶存酸素量や細菌の量を測るための培養など前処理と、一部の化学分析を行いました。
調査二日目となる本日は、培養して増えた細菌の数を数えます。
この丸い容器はシャーレと言い、この中に培地と呼ばれる細菌の栄養となる成分を含んだ寒天が入っています。
昨日、この培地に川の水を塗布しておいたので、川の水に細菌がいると一晩置いている間に増殖し、コロニーという菌が目で見えるようになります。
学生たちは、このコロニーの数を数えているのです。
まずは2年生がコロニーカウントの方法について1年生に伝え、全員で一斉にカウントを始めていきました。
コロニーも大きさが同じということはなく、中には極々小さなコロニーもあるため、経験の少ない1年生ではコロニーかどうか迷うこともあります。
そのような時は数え間違いがないようにするために、経験豊富な2年生のところに行って、確認していました。
ペンで印をつけながら、カウンターでも数えながら、必死に取り組んでいます。。
一方2年生は1年生のコロニーカウントに取りこぼしがないかどうかダブルチェックも行い、1年生へのフォローもばっちり(^^)
実際の様子はこちらの動画でもご覧ください!↓↓
この道頓堀川水質調査はあと2日間行い、その後結果をまとめます。
さて、道頓堀川はきれいなのでしょうか?そして泳ぐことは可能なのでしょうか?
どのような結果になるかお楽しみに!
By きゃっさば