2022.08.13
今日も、うれしい知らせをご紹介します。医療医薬分析学科2年のSくんに内定の知らせが届きました!
希望した企業から内定をいただき、満面の笑みです!
Sくんが内定した企業は大正時代に肥料製造から始まり、総合化学メーカーとして日本の近代化を支えてきた大手メーカーの、分析・試験部門を担うグループ企業で、卒業生が多数就職しています。
総合化学メーカーの分析部門を担う企業だけに分析の範囲も広く、命を守る医薬品、身近な化粧品や食品、電池や電子材料、自動車、さらには土壌などの環境まで多種多様な物を分析しています。
つまり、Sくんは来春から、本校で学んだ分析化学の技術と知識を存分に活かし、分析化学者として社会に貢献していくことになるのです。
Sくんは好きな化学をもっと学びたいと思い、大学受験に挑戦するもうまくいかず、それでも何とか化学を勉強したいと思って、学校を探す中で本校と出会い、入学してきた学生です。
実験ではいつも積極的に実験操作を行い、楽しみながらも、しっかりと技術を修得しています。
そのようなSくんが学業とともに、積極的に取り組んできたのが課外活動です。
こちらは本校の課外活動の1つ環境委員会の道頓堀川水質調査での1コマです。
2年生となったSくんが1年生に実験操作を教えています。(左がSくんです)
(今年6月の道頓堀川水質調査の様子はこちらから)
こちらは先日行われた高校生向けの実験会では、協力学生として参加者の高校生の実験操作をフォローしてくれていました。(右がSくんです)
このようにSくんは課外活動や本校で行われる様々な行事・イベントに積極的に参加することで、思考力・判断力・表現力・主体性・協働力といった実務実践力を磨いてきました。
そして迎えた就職活動では、最初に受けた採用試験では涙を呑み、一時期、就職活動がストップしたこともありましたが、改めて自己分析を行い、自分の強み、アピールポイントをもっと伝えられるように準備を進めていたところ、以前から入りたいと思っていた企業から求人が届き、迷わず応募し、見事内定に至りました!
さらに、内定をくださった企業の人事採用担当者の方からは、Sくんの実務実践力を磨くための取り組みを高く評価していただき、「入社後にリーダーシップを発揮してくれることを期待しています。」とのうれしいお言葉までいただきました。
それでは、希望した企業から内定をいただいたSくんの喜びの声をお届けします。
そんなSくんは後期から始まる卒業研究も楽しみにしているようで、本日行われた卒業研究班の打合せでも、担当教員である私の説明を聞いて、しっかりとメモを取っていました。(左から2人目がSくんです)
Sくん、本当におめでとう!
後期から始まる卒業研究でさらに技術と実務実践力に磨きをかけて、来春からは社会を守る分析化学者として活躍してくださいね。期待しています!!
by みなと