せんせのブログ

夏休みに国家資格を!&高校生向け仕事紹介動画を撮影!

2022.08.26

夏期休暇中の学生たちは、今日も国家資格の取得に励んでいました!
昨日は校内で実施した国家資格「危険物取扱者」の筆記試験を受けていましたが、今日は同じく国家資格「有機溶剤作業主任者」の資格取得に向けた講習を校内で受講するため、100名近い学生たちが登校し、熱心に講義を聞いていました。
DSC_1672~3.JPG

昨日の危険物取扱者の筆記試験も、実施団体様に協力を得て校内で実施しましたが、今日の講座も公益社団法人大阪労働基準連合会 様の協力を得て校内で実施しました。
そもそも、本講座は人気のある資格であり、一般で申し込みをすると数か月待ちとなるところを、毎年、本校学生のみを対象として優先的に受講枠をいただいています。
さらに昨年からは本校の教室を会場にしていただいています。学生にとっては普段から使っている場所でもあり、受けやすくなりました。

下の写真は、それぞれ講習開始前の写真です。
9時30分から始まる講習に向けて登校してきた学生たちです。
IMG_E5233.JPG

夏期休暇でしばらく会っていなかった友人とも再開し、休暇中の出来事などを話しながら、開始までの時間を過ごしていました。
IMG_E5230.JPG

IMG_E5231.JPG

今日の「有機溶剤作業主任者」の講義は、1日では終わらず2日間にわたります。
この資格について簡単に説明すると、有機溶剤と呼ばれる物質、例えば身近なところでエタノールのようなアルコール類を会社や工場で扱う場合、この資格を持っている人がいないと、その場所で扱うことはできません。
つまり、今後、医薬品、化粧品、食品などの分野で働く学生たちは、少なからず有機溶剤を使用する機会があります。
そのため、学生たちにとっては、将来に活かすことのできる国家資格でもあるのです。
また、普段から実験で扱う薬品の危険性などを正しく理解する機会にもなっています。

受講中の学生は、配られたテキストに講師が話される「ここが重要です!」というポイントをマークしながら、学生たちは熱心に聞いていました。
DSC_1669.JPG

本校では、今回の「有機溶剤作業主任者」だけでなく、主催団体の公益社団法人大阪労働基準連合会 様と連携して、「酸素欠乏・硫化硫化水素危険作業主任者」や「特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任者」の3つの講習を毎年夏休み期間中に実施いただいています。

これらの講習が今日から9月2日まで順に続き、学生がそれぞれ希望する講座を受けることになっています。
各講座では、最後に筆記試験も実施されますが、毎年合格率はほぼ100%です。
今回受講する学生たちには、将来に活かせる資格として確実に国家資格を取得してもらいたいです。

初日の講座を終えて学生たちに感想を聞きました。
講座内容では難しい点もありますが「将来のため、自分の夢のために頑張る」と話していました。
コメントは動画でご覧ください。

受講している学生の皆さん、明日の有機溶剤作業主任者の講習2日目もがんばって!

そして今日はもう一つ、ご紹介したい話題があります。

■高校生向けの動画撮影にチャレンジ!

大阪の専門学校約200校が加盟している団体では、高校生が職業をよりよく理解できるよう、授業で視聴できる動画の制作に取り組んでいます。
本校もその主旨に賛同して「分析化学」の職業紹介動画を制作することになりました。
多くの専門学校は広報の担当職員や先生が撮影に臨みますが、本校は医療医薬分析学科2年のMさんがチャレンジ!
20220825_092011.jpg

分析化学とは、どんな仕事に就けるのか、どんな人が向いてるのか、どんな資格が必要なのかなど、10分間に色んな内容をお伝えします。
20220825_101055.jpg
スタジオではカンペを見られるようになっているのですが、Mさんはすべて記憶していたため、カンペを見ることなく撮影が終了!2時間の撮影予定は30分ほどで終了しました。
完成しましたら、ぜひご視聴くださいね!

By ぽてと