2022.09.06
今日から学生たちの夏期休暇が明けて、後期の授業や実験がスタートしました。
そのような中、嬉しい内定の報告が連日続いていますのでご紹介します。
内定をしたのは、健康化学分析学科のMさんで、実は、少し前に内定連絡はいただいていました。
しかし、夏期休暇中で、自宅と学校との距離もあったため、ようやく夏期休暇が明けた今日、内定の喜びの写真を撮ることができました。
内定をいただいた会社は頭髪化粧品の研究・開発、製造、販売を行っておられるメーカーです。
主に美容室などの店舗を対象に販売されている、いわばプロ向けの商品を扱っておられるメーカーでもあります。
Mさんは、本校入学時、大学進学とも迷っていましたが、専門学校で資格もとってやりたいことを学びたいと考えて入学してきました。
やりたいこととは「綺麗になりたい人の手助ができる仕事」で、化粧品に関わる仕事に就きたいと考えていました。
その意思は入学当初から固く、授業や実験にも頑張って取り組んでいました。
下の写真は、勉強をしている時のMさん(右側)です。
こちらは実験中のMさんです。実験結果について班員の学生と話し合っている様子です。
Mさんが今回内定をいただいた企業には、7月上旬に実習へ行きました。
その時の写真がこちらです。写真右端で座っているのがMさんです。
採用担当の方からは企業のこと、扱われている商品の説明をしていただき、製造現場も見せていただきました。
そこで、今回の求人の具体的な話も聞けました。
今回の求人の仕事の中には、シャンプーやパーマ液などを作って分析をするだけでなく、それを使っておられる美容室など現場に行き、効果的に使ってもらうためにどうすればいいのかを説明する仕事も含まれていました。
化粧品の成分はいろいろありますが、いずれも何らかの化学物質が使われています。
そのため、これら製品を扱う上では、化学の知識が必要不可欠で、その成分を分析する知識・経験のある人材が欲しいと、企業も本校で学ぶ学生を望まれていました。
Mさんにとっては、自分のやりたい仕事と合致したため、受けることに迷いはありませんでした。
そして、履歴書を書き、面接の対策もして採用試験に臨み、見事内定に至りました。
もちろん苦労がなかった訳ではありませんが、それを一つずつ乗り越えてきました。
喜びの声はこちらの動画からご覧ください。
改めて内定おめでとう!
化学と分析の知識を持って、現場の美容師の先生方に製品の魅力を伝えてくださいね。
By ぽてと